きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

前世の姉・・・?

2018-01-25 | 今の会社
昨日は社長が1時間早く帰らせてくれた。

「sake君!バスの時間何時~?」というので、「次は○○分ぐらいでしょうか。」と答えると「オレもう帰る」と言い、sake君も帰れば?と言うのだ。

うっかりその○○分が違って乗れなかったりしたらハリセンボンでは済まないだろうとおののいて、「待ってください待ってください!ちゃんと調べます」と言い、「やっぱり○○分でした。」と言うと、社長はじゃ~ねと帰っていった。

それで帰れば?と言うけど、あと7分しかない。
その前にトイレに行って、制服を着替えてポットやエアコンの電源を切ってバス停まで行かねばならないのだ。他の人にはできてもドンくさい私にはムリ・・・なんて言っている場合ではない。慌てふためいて転げ落ちるようにトイレと着替えをして、エアコンを切っていると社長が戻ってきた。

「かあちゃんが迎えに来るって。」

私は容赦ない。
「それでは帰ります」と慌ててバス停にたどり着くとギリギリ、バスに間に合った。

1時間早いこの時期のバスは、いい感じのトワイライトだった。
雪の後の澄んだ空気はいつもの夜のライトを宝石のように輝せている。

去年、桜の時期にこのトワイライトの時間帯に帰ることができたのを知ったが、1時間早いとこの時期にこの雪景色で、このトワイライトが見えるのだなぁと思った。


朝も1時間早い時間帯にバスに乗る。
またこれがいい感じの朝焼けなのだ。もっと早いとまだ暗いし、もっと遅いと日が出尽くした感のあるいい時間帯で、この時間帯に人ごみに紛れ外に出ることにも感謝したくなる。
思えば、高校時代もこの時間帯に乗っていたんだっけ。

でもあの頃は、そんなこと考えたことなかった。
たしかに若くて今よりはピチピチ(?)してたかもしれないが、気がつかないことは多かった。
他のバスの路線(あのバスはどこを通ってそこまで行くのかなぁ)なんて考えたことが無かった。自分の興味無い事は何も知ろうとは思わなかった。(それは今でもそうだけれども)


そこで今日はバスであるオバサンに会った。
「あるオバサン」と言っても顔見知りではない。オバサンと言っても年も自分と同じかちょっと上かもしれない。

そのオバサンは髪も半分ぐらい白髪の髪を無造作に束ねていて、きれいとは思えぬエコバッグに仕事のものを詰めて、そのバスに乗って勤務先に行くのである。
何が驚いたかと言うと、こんなに寒いのに、昨日も今日も下半身はタイトスカートに薄手のストッキング、それにパンプスなのだ。

私も恥ずかしながらいい年してスカートばかり履いていて人のことをとやかく言うような者ではないのは分かっている。しかしさすがに今は寒いだろう。それにスカートと言ってもマイカーだからスカートなのであり、この寒さでどうしてタイツではなくてあの春夏用みたいなストッキングでバスを待てるのか。それにどうして昨日はあの雪が残っているなかで5cmもあるヒールを履いているのか。何故長靴ではないのか。

今日も朝、バスを待っていたらまた彼女が来た。
今日もやはり春夏ストッキングだった。どうしてもっと厚手のストッキングにしないのか。見ている私のひざが痛くなる。(あれが彼女の健康法なのだろうか)

それで今日はまた新たな発見をした。

彼女はバスの席がまだ座れるのに立っているのだ。その立つ場所がこれまた、いかにも自分が一人だったらここに立つだろうなという位置に立っているのである。(そう言えば昨日もこの場所だった)

ここまできて、もしかしたら彼女もみずがめ座でB型なのだろうかと思ったり、前世のどこかで生き別れた姉だったのだろうかと考えたりした。自分と過去にどこかで巡り合っていたような親しさを感じるし、そう言えばあのきれいには見えないエコバックに無造作に詰め込んだ感じも自分もやりそうな感じがする。(でももう買い換えてもいいのでは)

自分と似た顔の人が世界に3人居ると聞いた事があるが、彼女はそのうちの一人かもしれない。(顔はたぶん似てないけれど)

バスが開くと、彼女は(年に似合わず)元気そうに下りて行った。
(何となくそういう所も似ているのかも・・・???)


余計なお世話だったかな?失礼致しました。