会社に行くと朝から仕事がいろいろあった。 送らねばならないイベントのお知らせ、注文書を発行したり、課長の今度行く現場の事務所や駐車場を借りる手続・・・
今日は研修に出ている人も多いので、昼休みに秀クンからラインが来た。 これこれこう言う内容の見積を作って自分のラインに送ってほしいという話である。 (もう昼休みに入っていたが、ここは役に立たなくては!とすぐに送る。)
眠れぬ夜(?)を開けた後の仕事が忙しいのはありがたいことよ。 いろんなことが流れては消えて行く。
21年前に離婚した時のことを思い出した。
元夫から「(他の人と結婚するから?)別れろ」と言うことを言われ、あの時は若かったし、そういう事がこの世にあるとは夢にも思っていなかったので、本当に打ちひしがれて、夜中に悪夢で目覚めるほど辛かった。
その時たまたま出ていたパート先でいつもの通り忙しく動いていると、女性の先輩が 「とても辛いの分かるけど、仕事があった方が気が紛れると思って頼んでいるの、ごめんね。」 と言っていた。
どんどん消えてなくなる、糞人生の中の一コマのあの言葉を、あれから20年過ぎた今でも、あれを何故覚えているのだろう。
パートを辞める時、その方は涙をウルウルさせて、「私も実は似たようなことが・・・夫が暴力があってね・・・」と言い掛けていた。
見た目もとてもきれいで魅力的な女性だった。。。。 若かったし、自分のことでイッパイイッパイでそれきりになってしまったけれど、今はどうしておいでであろうか。。。
他にも糞人生の中の一コマで忘れられない言葉がいくつか浮かぶ。
離婚してまもなく行った教習所で同じぐらいの年齢で友達になった女性から「頑張ってね」ではなくて「頑張っているね」と言われたこと。
(当時、そのように言われたことがなくて涙が出るぐらいうれしかったこと。)
パート先の女性も、教習所で会った女性も、連絡先ぐらい聞いておけばよかった。
20年経っても今でも思い出すようなことばをくれた女性達。。。
今は、そういう人が傍にいないのがちょっとツライ。。。
「話は聞くよ」と言ってくれた男の人もいたけれど、「聞くよ」と言っても夜分にメールが来たら?本当に電話がきたら?あなた付き合えるの?
女の人だったら・・・?←自分から電話するよね?
放っておけないよね?
男じゃダメなんだよ。。。
でもこういう要所要所が、これからの自分をまた創っていくんだと思う。
20年経った今、覚えていることを振り返ると、やっぱり都合の悪いことは忘れていくものだ。。(^_^;)