きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

父のこれから

2008-09-17 | 父の記録と母の思い出
父が徘徊してから、一度妹に施設を考えてもいいのでは?と言う話をした。

妹は「毎日毎日考えてるよ」と言った。
妹の友達の義母さんが同じように半年前くらいに施設にお願いしたのだが、それからどんどん進んでしまったと言う話も聞いたんだ、と言う。

妹の話では、介護施設も【特養】と言う自治体が経営している施設は順番もかなり待たねばならないらしい。
「早めに申し込んでおいて、その時考えてキャンセルもできると思ってるの。でも、ショートに預ける時もおじいちゃんは帰って来ると『やっぱりうちが一番いいな』って言うのよね。。。」

でも一度預けてしまったら、二度と引き取れそうに無いと言う。
毎日だから続いているが今でも限界だと言う。

世間はみな、どんな気持で介護を貫いているのだろう。
私の周りで、親が介護って言う人はまだ居ない。
父を知る近所の人に詳しく話すのもためらわれ、世間ではどうなのだろうか。

H田さんに会う

2008-09-16 | 日記
三者面談のお知らせを受け取った。

またkekeが遠くに行ってしまうような気がした。
通学に時間を掛けるならバイトをしたいとkekeは言う。(どこまで本気なのかは知らないけれど)
また今の生活が変わってしまうかもしれない。
どうして、今になるまでそんな風に思わなかったんだろう。

社長に「この名刺、新しく注文しておいてくれよ」と言われた。
「肩書きはどうしますか?」

周りはゆっくりゆっくり変わりながら、私だけはこのまま何も変わらず、同じ仕事と家事を繰り返しながら、誰も彼をも見送って行くのだろうか。


スーパーで偶然、H田さんに会った。

「あれ?ここで会うなんて初めてですね。」
「そうよぉ、今日は1人で仕事なの。これは晩御飯だよ。」

とカゴを覗くと、五目御飯とお惣菜と、2リットルのお茶が3本くらい入っていた。
「奥さんは経理されないんですか?」
「それが今日は友達とお芝居を観に行ってお休みなんだよ。」
「へぇ!でも、いいですね、家族でお仕事できて。」
「まぁ、良し悪しだけど・・・いいのかな?面倒な気遣いもないからね。」
「へぇ~!(^o^)」
(文章にしてみると、私の『へぇ!』の使い方は間違っているかもしれない。)

「sakeちゃん、またお茶でも飲みにおいでよ。」
「そう、よく通るんですけど・・お仕事の邪魔になりそうだから。」
「ケッコウ暇してるから、おいでね。」
「はい。(^o^)」

今度、店の前を通った時にH田さんが暇そうだったら、手を振ってみよう。

それにしても最近肌寒くなった。
寝るのに、半袖がよいか長袖にしようか迷う。
朝の自転車も悩む。


優越感

2008-09-16 | 女だから思ったこと
知り合いのお母さん友達がいた。

子供同士は仲が良くて、先方も好意的に接してくれたから、よく行動を共にしていた。
それから私は離婚する事になって、今の所に引っ越した。
あまり詳しい事情は話さなかった。

離婚して引越しをしてからも、彼女とメールのやり取りは続いていた。
それも当たらず触らずの頃合がよく、彼女らしい気の配り方だなぁと思ってみたりした。
でも、私からメールを出す事はあまりなかった。

今までそう思えなかったが、実は彼女が苦手かもしれないと思い始めた。
彼女が嫌いだったわけではない。
彼女が悪い訳ではない。
ただ圧迫感があったのである。

そして、久しぶりに会うことになった。

他に話題が思いつかなくて私は仕事の話をした。
専業主婦の彼女に自慢にならないように愚痴をこぼしながら、生活のためだから仕方ないんだけどね、と言った。
彼女はこれから仕事をする準備をしている、と言った。
どういう仕事なのだろう?と遠巻きに尋ねてみると、カウンセラーのような仕事らしかった。でも、聞くのも大変なの、愚痴ばかりで、と彼女は言った。
それは実現できるといいね、と私は言った。
自分の事はそこでも語れなかった。

またそれから、メールのやり取りは続いた。
私は共通のお母さん仲間の話をした。
旦那の商売がうまく行ったのか、高級マンションを買って暮らしているらしい。TVで見たの、羨ましいね、と書いた。

その後、彼女からメールが来なくなった。
何となく分かるような気がした。

私が今まで疲れてしまった理由も判った。
そして、彼女にその仕事はたぶん向いてないだろう、と思った。

私は、彼女の自尊心をゼッタイに崩さない存在だったのだ。
それまでは。

回り道

2008-09-15 | 息子keke
kekeは「昨日も今日も勉強に集中できなかった」と言う。

「部屋で勉強してなかったの?」
「人生について考えてた。」
「そんなにムリしなくていいんじゃないの?今からやっても内申が一つ上がるかどうかでしょ?」
「そう。」
「やらなくても3つも4つも下がる訳じゃないんでしょ?」
「たぶん。」
「今の内申かマイナス1くらいで行ける所を考えたらいいんじゃない?第一志望の学校なら学科を変えて狙いやすい所にするか、第二志望にするかじゃないの~?」

すると、kekeは学科を変えるのはイヤだと言う。

「今までと方針変わったの?」
「興味無い所に無理に入っても勉強する気にならなくて、ついていけないかもしれないから。」
「そうねぇ。それなら第二志望の所に入ればいいじゃないのかなぁ。遠いからイヤ?」
「今はそうでもない。」
「ならそれでいいんじゃないの?」
    ・・・・・
「あぁ~~、3年間何をしてたんだろう?それならこんなに勉強しなくても良かった。完全燃焼できなかった!!」

完全燃焼??

「いいや。あんたが勉強しだしたのはごく最近で、1年の時も2年の時も好きなように寝て、好きなように起きて食べてネットだかチャットして・・・本当に何不自由なく自由気ままにやりたいよぉうに生活してたよ。。。」
「部活くらい入ればよかった。」
「2年になってからでも入れなかったの?」
「途中から入れる雰囲気じゃなかった。」
「E部とか見学に行ってなかったっけ?」
「3年生のセンパイが1人居るだけだった。」
「それじゃその人が卒業したら劇団ひとりか。。。」
「・・でもそしたら部長になって(推薦の)肩書きがついた。。。」
「後になって分かる事もあるんだね。これから大学で何かすればいいんじゃないの?」

そうなのよねぇ。
人生なんて、後になって分かる事の連続なんだよね。

自分のことだってそうなんだもの。
決めるのは自分しかいないんだよね。
最後は自分なんだ。


午後は図書館に行って、瀬戸内寂聴さんの人生相談の本を手にした。
20年くらい前読んだ本の中で、瀬戸内さんが旦那さんと子供さんを残して好きな人の元に行った事が綴られていたのを思い出す。たしか体験談だと思う。
宇野千代さんもお子さんは居なかったけれど、好きな人の元に思いのまま駆け出していくような方だった。

人様に何かを言えるには、自分がいっぱい回り道して、楽しいことも辛いことも悲しい思いも全部身体ごと入って、くぐってみないと。

私はまだ、自分の死に向かい合う気持は分からないし、kekeを失う悲しみも、災害で何もかも無くなる体験もしていない。
これ以上辛い思いはしたくもないが、それがなければその人の痛みは分からない。
自分が傷み得ないで人を癒すだなんて、何て思い上がったことか。

スムーズに正当にうまく人生を渡る人には憧れる。
例えばK女史のように。

あれから何度かメールを出そうとしたけれど、その度に何を書いていいか分からなくなり、暑中お見舞い申し上げます、みたいなことしか浮かばないのだ。
弱みをさらしても、深い所で分かってもらえないだろう、と私は思う。
彼女は好きだし見習いたいが、これは何かを読んで習得できるものではないのだろう。

回り道は大いに結構だと、今度kekeに言ってみよう。
どう説明すればいいのか分からないけれど。

そして、次に誓った『無償の愛』には届いてません。
努力はしてみますが、まだ人間ができてないようです。

競争社会

2008-09-14 | 巷の話題
kekeは今日は汚染米のニュースをよく見ていたようだった。

「あぁあ、2週間くらい前にお餅買ったんだけど、平気かなぁ?」と私は言った。
「電話して訊いてみればいいんじゃないの?」とkekeが言うので、
「まさか、食べれませんとは言わないだろうよ。」と言いながらもHPにアクセスしてみた。
そしたら、取引していないのでご安心ください、と書いてあった。

「みんな競争競争だから、こんな風になっちゃったんだろうなぁ」と私はつぶやき、力説した。

「自分だけゼイタクしようとするから、こうなるんだよ!私みたいに世界中の人が、そこそこのお金で(譲り合って)満足していれば、もっといい世の中になるのに!」
「どういう風になればいいってこと?」
「う~ん、社会主義みたいに。」
「失敗してるじゃん。」
「あれはねぇ、トップが自分だけいい思いしようとしてるからなんだって。じいちゃんが(ボケる前に)言ってたよ。それで周りはペコペコしてるだけなんだよ。」
「みんなが公平になったら、楽してサボった方が得じゃん。(自分は)そうするけど。」
「でも、世界平和のためなら、私は真面目に仕事をします!」
「じゃ、マグロ漁船の人は?」
「マグロぉ・・・漁船は・・・大変そうだねぇ、たしかに。。。」

そしてkekeは「この前読んだ哲学の本に人間は悪と書いてあった」と言う。
例えば、これ、と食べているマックポークを指差した。
「これは豚を殺して食べてるんだよ。」
「まぁ、そりゃそうだけど・・・それはライオンだってカマキリだって一緒じゃん。それじゃ、明日からうちはベジタリアンになるかね?」

kekeはノウである。
要するに、人間は悪で欲望のままに行動するものだから、綺麗事を述べるなと言いたかったらしい。
仕方なく私は、「しかしあれだね、鯨は食べちゃいけないとか言うよその国の人、あれは分かんないよね、ビーフとか豚は平気で食べてる人が鯨はダメって言うのは意味不明だよね。」と言って話題を変えた。

「それは日本の立場が弱いからじゃないの?」とkekeは言う。
どうだろうなぁ・・・そう言われてみると、これがアメリカだったら人にそう言われた所で「自国の食文化を変えて」まで迎合するのだろうか。

まだまだ世の中は分からんことが多すぎる。


【写真】
昨日食べたかった「きのこの山」買って来ました。
正式名称は【きのこの山まろやかビター】です。
たしかに普通のきのこの山より、甘み控えめになってます。
「どうしてもあともう一つ食べたい」と言う誘惑はノーマルなものほど感じません。
チョコと軸のクッキー生地のギャップが少ないからかもしれません。
一通り満足しました。

きのこの山ビター味

2008-09-12 | 父の記録と母の思い出
会社の近くのセブンイレブンで「ビター味のきのこの山」をみつけた。

でも、210円だから買うのを止めた。
本当は食べたかったけど、210円でも毎日食べると月に6,300円になる。
普通のきのこの山だったら、今週は近くのスーパーで168円で売っていたのだ。
168円のきのこの山もおいしくて二日で一箱開けてしまう。一日84円を無駄に費やしてしまう計算になる。(大して栄養にもならず、腹持ちも悪いからだ)
それなら、挽肉でもベーコンでも買った方が有効に食べられそうだ。だから、無意味なお菓子なんて自分のためには滅多に買わないのだ。

と、ここまで考えて、時々kekeの言う「こんなビンボウ暮らしはイヤだ!」って言うのは、このミョウな強迫観念のことか、と納得した。
たかがお菓子一つで、単価を考え、毎日食べたら幾ら掛かるか考え、そして最終的に諦めてしまうと言うこの思考回路の事だ、いつしかあの子もこの思考回路を身につけてしまい、そんな自分がイヤ!なのだ。(お菓子が一日一箱増えるなら私に再婚してほしい、と言う言葉も思い出した。)

kekeが小さくてどうにかお金を貯めて学校に上げなくては!と思っていた頃は、「欲しがりません、勝つまでは!」の精神でどうにかやってこれた。
しかし、今となって一箱210円のきのこの山ビター味を食べれない自分はただ悲しいだけの女。そして、食べ終わった後に「あぁ105円分も食べてしまった・・・」と後悔するのも分かってる。
だから、買わない。

そして、代わりにもっとかさのあるせんべいでも買おうとしたが、何に農薬入りの米が混じっているか分からないから、買う気が失せた。
(kekeは生きているのがイヤな癖に、そう言うのは細かく気にするタイプなのだ)

いつかそのうち、お金を気にせずビター味のきのこの山を毎日食べ続けてみたい。
うみほたると8種類サーモンに比べれば、割と叶えやすい望みである。
ダメだったら、また生まれ変わったら、って事にする。

はい、もうそれでおしまい。

カレーチャーハン

2008-09-10 | 息子keke
余った挽肉でカレーチャーハンを作る。

にんにくと玉ねぎのみじん切りをサラダオイルで軽く炒めて、挽肉・ピーマンも炒めてご飯を入れる。今日は冷蔵庫にあったカニカマも細かく切って入れてみた。
そして、カレー粉、コンソメ(顆粒)塩コショー、味見してケチャップ、ウスターソースをちょっとだけ入れて出来上がり。

ウスターソースで思い出すのは昔、団地に住んでいた頃の話。

同じ団地に男の子三人のお宅があって、仲良く過させていただいたのだが、さすがに男3人だったので、いつも賑やかで、よく隣のご主人にに「うるさい」と言われていた。
で、その隣のご主人と言う人が、働き盛りの年代なのにも関わらず年中家にいるような人で(買い物にすら出かけようとしているのを私達は見たことがなかった)、そこのお母さんもどう見ても仕事に出ているようではなかったし、私らは「どうやって生活できてるのかしら?生保?」と思っていたのだった。

で、そこのお母さんがある日、団地の草むしりをしながら、「ウスターソースなのよ!」と言い出したのである。
「え?!」と振り返ると、「sakeさん、いつもドライカレーを作ってて何か物足りないと思ってたの。それが分かったの。ドライカレーはウスターソースなのよね。」と言ったのである。

それが10年以上経った今でも何故か忘れられず、私はドライカレーやカレーチャーハンと炒めていると、衝動的にウスターソースに手が伸びてしまい、そして「やっぱりウスターソースだよな」と納得するのである。


まぁ、そんなこんなでカレーチャーハンを炒めていると、kekeがやってきた。
「あぁ、そう言えば3日前の模試はそろそろ結果が分かってるんじゃないの?」と言うと、「126点だった。」と言う。

「それで試験に受かるには何点要るのさ?」
「基準が変わったから130点。」
「そか・・足りなかったのか・・・」
「まだ分からないよ。自己採点しただけだから。」
「この前の模試は何点だったんだっけ?」
「90点だよ。」
「え!30点も上がったの?それはそれでスゴイじゃん。」
「でも、まぐれかも。。。」
「そうだねぇ・・・たまたまかもしれないかぁ・・どうしたらいいものやらねぇ、ふぅ。。。」

そしてkekeはまたバタン!と部屋に戻り、勉強をしているのか、マンガを読んでいるのか、寝ているのか何だろうか。

でも、がんばってるキミの姿が好きだよ。^^

二つ目の夢はサーモンで

2008-09-09 | 今の会社
今日はカラッとしてて、本当に快晴。
まだ日差しは強いが、秋の空を思う。

そんな穏やかな午前中、nanuさんが「ちょっと休憩していい?」と言うので、どうぞと言うと、ネットを開いてくつろいでいたので、「nanuさんは一番好きな季節はいつですか?」と尋ねてみた。

nanuさんも思わず「今かなぁ・・」と言ったが、「やっぱり虫が多いから今じゃないな、GWのあの辺りだ、まだ半袖ではちょっと寒いかな?って時期だな。」と言った。

「なんせ俺の家は虫が多いんだよ。洗濯物にも虫がつくから気にしながら干してるんだ。」
「クスクス・・好きな季節が変わるほど虫の存在が大きいんですね。」
「そうだ、虫は大っきらいだからな!」

ちなみに私は今日事務所で朝からクモを2匹つぶした。すごく小さいクモもその後でみつけたが、赤ちゃんクモかもしれないと思ってスルーした。と言うより、クモに疲れた。
赤ちゃんクモはお母さんがそばにいないのに、どうやって食事を得るのだろうか。。。そんな事を考えたりした。

以前ブログに書き損ねてしまったが、真夏のこの事務所で工事部長とnanuさんと私と3人居た時に、巨大蜘蛛が突如現れたことも忘れないように書いておこう。どのくらい大きなクモかと言うと、私がめいっぱい手のひらをパーにしたくらいの大きさの蜘蛛だ(マジで)。この3人のメンツだったので、仕方なく工事部長が音頭を取って、クモを潰して(クモが逃げる度に私とnanuさんがギャアと叫んだ)ほうきでnanuさんが広げるゴミ袋の中に入れて、速効そのままゆわいてゴミ置き場にポイしたのであった。あれはでかかった。。。今まであのクモはどこに潜伏していたのか謎だ。。

朝のクモは縁起がいいから殺すなと言う迷信も聞いたことがあるが、そんな事をしてたら、この事務所はクモ屋敷になってしまうので、潰せそうなものは目につくと潰すようにしている。
でも、時々疲れて、クモを見てもスルーしてしまう毎日なのである。


話は戻って、そう言えば北海道はどうでしたか?とnanuさんに尋ねてみた。
「あぁ、よかったよ~あっちは30度を超えるのが年に4日くらいしかないらしいね。俺らはその30度越えを体験したけれど。」
「でも、こっちのようにジメジメした暑さじゃないんでしょ?」
「そうだね。」
「いいなぁ~それから食べ物はどうでした?」
「地元の友達に回転寿司に連れて行ってもらったよ。向こうはイワシやアジが取れないらしい。カニっ!イクラっ!ウニっ!って感じかな、あと鮭。」
「へぇ~回転寿司もこっちとは違うんですか?」
「ボタンエビが200円だった。」
「ボタンエビってどんなエビでしたっけ?」
「ちょっと大きいんだよ、こっちだと500円くらいするんだけどな。それからサーモンがなんとかサーモンなんとかサーモンって8種類くらいあった。」
「サーモンが8種類・・・・。どんなサーモンなんだろう。」
「地元の奴はサーモンばっか食ってたな。」

サーモンが8種類・・・・
ちなみに私のID=sakehamachiは一番好きな寿司ネタの鮭とハマチから来ているのである。
これを聞いて死ぬまでに8種類のサーモンを食べてみたいと思った。

こうして私は海ほたるの他に、北海道で8種類のサーモンを食べてみたい、と言う新しい夢が生まれたのである。

このブログにも北海道からお越しの方が何人かいらっしゃる。
その8種類のサーモンとはどんなサーモンなのだろうか。
もしご存じだったら、教えてください。


  ▲これはnanuさんからもらった北海道みやげのミルククッキーである。
   袋にたまたまレシートが入っており、そこには525円と書いてあった。

頑張らなくていい

2008-09-08 | 息子keke
kekeから喜ばしくない知らせがあった。

kekeの志望校の基準が変わって敷居が高くなったのだ。
この前の模擬テストの結果は悪かったから、どうにか推薦で上がれたらと思っていたのだが。。。。

「困ったねぇ、推薦の志望校を下げようか。」
「えぇ・・。」
「模擬テストもこの前のじゃ点数足りなかったし、無理すると両方ともダメかもしれないじゃん?」
「あぁ~どうすればいいんだろう~これで将来が決まるんだ。9月になってから足は捻挫するし、これからどんどんフコウになるのかも。」

そして、「もう生きていけないかも」と言う。

「そこまで飛躍することはないんじゃないの?!私も負け犬だけど普通にご飯も食べれてるじゃんか。」
「一生こんなビンボウ暮らしなんて・・・なんで(この先も)生きていかなきゃいけないの?」
「んんん・・・なんで生きていかなきゃいけないか・・・kekeが死んだら私も生きたくないよ。悲しむよ。受験はどうでもいいからそれはやめておくれよ。浪人でもいいし大学は行かなくてもいいよ。」

でも、どうしてこんななのに生きていかなきゃいけないんだろう。
ほんとにその通りだ。
そうか、私がいつもそんな事ばかり考えているから、以心伝心してしまったのだろうか。


  <実家で妹と会話>

「・・・ってkekeが言うの。生きていくのが大変でもう辛いんだって。」
「親子だねぇ・・。」
「私、生きてたくないなんて言ったっけ?」
「離婚する時さんざ言ってたよ。」
「あの時はショックだったんだよ。でもkekeはごく普通の高校生活しか送ってないのに、もう生きてくのがやんなっちゃったんだよ、これは問題だよ。」
「口に出すって言うのは甘えだと思うけどね。」
「ねぇ、どうして生きなきゃいけないの?って訊かれたらどう答える?」

妹は少し考えてこう言った。

「私なら怒るね。今まで育ててもらって何言ってるんだっ!って。」
「怒ったらあの子本当に死んでしまうかもしれないよぉ。・・それにあの子の言い分も分かるんだ。お父さんが居ないしビンボウだし。私が勝手に今まで育ててきただけであの子は好きで生きてきた訳じゃないんだよ。」
「そんなのうちだって(単身赴任で)居ないのは一緒じゃない!そんなのkeke1人だけじゃないんだよ。」
「そうなんだけどね、そうか、怒ればよかったか。もうタイミング逃しちゃったんだけど。」
「それに別に大学行かなくたって、うちらは普通に暮らしてるよ?」
「そう、だからそう言ったんだよ。もう大学に行かなくてもいいし、浪人してもいいって。もうkekeのやりたいようにやればいいと思ったよ。」
「選択肢があるから余計悩むんだろうね。ま、いいか。それだけ恵まれているってことだ。今は大いに悩めばいいのよ。」


翌日。
私はkekeに前に買った本を渡した。
それは3年前に買った(ここに書いてあった)「Relax in Blue~明日はきっと元気」と言う本である。

「これは頑張らなくていいよと言う事が一冊丸ごと書いてあります。海の写真も癒されるし・・これを読むと悩まなくなるよ。」
「わざわざお金を出して買ったの・・?」
「だいぶ前に癒されたくて買ったんだよ。悩んだり頑張らなくていいってことが書いてあるんだよ。今のkekeにピッタリだと思ってさ。」
「・・・ばからし。。」

そしても3年ぶりくらいにこの本を読んだ。

 人生に星はつけられない
 出世したからといって、3ツ星というわけじゃない
 恋愛や家庭 仕事で失敗したって
 それはまた 別の勲章
   (中略)
 心から笑った朝が 昼が 夜が
 どのくらいあったか
 いくど倒れ そして立ち上がったか 

「人生はそれだけで財産」と言うタイトルがついている。(原文のまま)

もう私は何も言わない事にした。
一番大切なのは後悔しないこと。
私だってそうじゃないか。
他の誰でもなく、自分で決めるんだ。
(kekeはこの本を読もうともしませんが・・・)

汚染米

2008-09-07 | 巷の話題
社長の案件が契約できそうだ。

でも、金額は叩かれた。
競争相手が悪かった。
話によると相手は見積が甘かったらしい。
見落としていた箇所がたくさんあったのだ。
この通りにするとこうなるからマズイですと説明しても素人には分からない。
金額が金額なだけに「それでも構わないから安い方に」と言う。
どうしても仕事がほしければ、更に金額を下げねばならない。
会社は放っておくだけでも経費は毎月掛かる。
それを黙って放置するか、それとも少しでも金を回すか。
いずれにしても会社はやせていく。

まったく、どっかの米屋のように食べてはいけない米をどさくさに紛れて卸すだと?それが10年前からと言うウワサもある。
中国のギョーザならぬ日本の米すらそうだとは!
あきれかえる!!!許せない。腹が立つ。

経営が厳しくてなんて言い訳が通用するか。
建築で耐震偽装の時はあれだけ大騒ぎして、まったく食品業界はちょっと謝れば済んじゃうのか。責任者はこれから一生汚染米だけを食べて人体実験のようにしてほしい。自分が食べれないものを市場に回すな、バカタレ。

でも、日本企業ってどこもこうなのだろうか。
行き着く所はまともにやって倒産するか、ズルして生き延びるか。。。
だとしたら、お金はどこに行っているのだろう。
一度こうなってしまったら、たぶん景気がよくなっても変わらないのではないか。
こう言う言い訳ができる人は、どうであろうとバレさえしなければ汚染米を売り飛ばして、ただ自分の私腹を肥やすだけだろう。
本当にこれはしてはいけない、と思えば、最初から会社経営を傾かせる方を選ぶだろう。

ずるい会社が食べれない商品をおめおめ売っていると、本当に正直にまともに作っているうちみたいな会社が次々破綻していくのである。生き残るのは食べれないものを売っている所ばかりになるのであろう。幾ら説明しても安ければ安い方と言う客も客。そして金がない我等はまたしても安いものを追い続け・・・・。


ちなみに私と妹は家の近所の同じスーパーで買い物をしている。
妹が言うには、「ここは従業員さんが仕事帰りに自分のスーパーで買い物してるから安心」とのことである。
私もそう思って、ますますこのスーパーで買い物するようになった。

もっとも、米屋の卸段階で混ぜられてたらどうしようもないのだが。。。