今年は思いのほか花粉症の症状が楽でした。なんて思っていたら、雑誌「プレジデント」の記事がネットに出ていました。健康と生産性の関係で、花粉症にかかっている社員の生産性は、そうでない社員より著しく低くなっており、それを金額に当てはめると、一人当たり年間5000ドルなんだそうです。日本円にすれば、50万円くらいでしょうか。花粉症歴30年の私としては、入社以来ですから、1000万円くらいの損失を与えていることになるのでしょうか。何かあれば、真っ先にリストラ候補に挙がってしまいそうです。
また、喫煙による生産性損失時間は130時間で、4430ドルに上るのだそうです。何故だか分かりませんが、喫煙経験者も、非喫煙者に比べると、生産性は低いというデータが出ていました。ちょっと心外ですが、タバコを止めたからと言って、いばれるものではないのかもしれかせんね。
もちろん肥満を原因とする生活習慣病なども、生産性を低下させる大きな原因となっています。日本で最近始まったメタボ健診も、増大する一方の医療費抑制が狙いです。健康であることも社会人の大事な能力になっているということです。
で、こうした損失を抑えるために、フェニックス市が取り組んだプログラムが、定期的な運動、栄養、喫煙など健康に悪い習慣をなくすことの三つだそうです。まあ、当たり前と言えば、当たり前のことです。アメリカのことですから、生産性のデータなど、日本と同じとは言えないでしょうが、花粉症も、喫煙も、メタボも仕事にいいわけはありません。
私は花粉症も30年のキャリアを経て、今ではそれほど集中力が低下することもありませんし、タバコも止めました。もちろん、メタボではありません。定期的な運動もしています。ということで、遅ればせながら生産性向上に努めたいと思います。
今日のジョグ
最近よく行く、拓真高校へ出て、富士森公園から甲州街道のコース。
6.1km 36分35秒