八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

立派な選手宣誓!

2011年03月23日 13時09分14秒 | プロ野球・高校野球

第83回選抜高校野球大会が開幕しました。震災を受けて開催の是非も検討されましたが、無事開催へとこぎつけました。年間を通じて百数十試合を行うプロ野球とは訳が違います。妥当な判断だったと思います。

 

そして、開会式で選手宣誓をした創志学園主将も立派でした。創部1年目で1年生しかいない中で、センバツに勝ち上がってきたことも立派ですが、震災や仲間のことに思いを馳せる、その宣誓の言葉には力があり、とても心がこもっていました。

 

同じ「しゅしょう」と呼ばれる人でも、言葉にまったく力も、心もなく、国民に届かない人もいますが、センバツ大会は、創志学園主将の宣誓を聞けただけでも価値があると思います

 

 

一方、プロ野球の開幕問題は、節約大臣がまたキャンキャン言ったことに対して、某球団オーナーが、「開幕はお上が決めることではない」と息巻いたそうです。こっちの言葉は、どっちもどっちですな。確かに、開幕問題はお上が決めることでもありませんが、国民や多くの企業が節電に協力したり、休業を余儀なくされていることをどう考えるのでしょうか。そして、被災地のことを慮る選手やファン(国民)の意向も関係ないんしょうかね。

 

「パ・リーグがいろいろ先に決めているが、交流戦をやらなくてもいいですかね」と、恫喝するかのような傲岸不遜な言葉を吐いたそうですが、その球団のブランド力も今や大したことはなく、ダルビッシュや、田中将大、涌井などと対戦することで、かえって人気を得ているんじゃないでしょうか。

 

こういう非常時ですから、試合数を減らしたっていいでしょうし、星野楽天監督が言ったように、12月までやったっていいでしょう。大事なのは、選手・ファンがともに納得して開幕できて、被災地の人たちにも喜んでもらえるプレーを見せることだと思いますけどね。

 

 ↓ すべての人に春が訪れますように!

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百歩譲って…

2011年03月22日 23時01分39秒 | プロ野球・高校野球

プロ野球の開幕問題で、今日の文科相への報告に同行した新井選手会長は、会見で再び、このままではプロ野球はダメになるとして、セ・パ同時開催への希望を口にし、「英断を待ちたい。必ず変わると信じている」と語ったそうです。

 

しかし、昨日も書きましたが、交渉としてはいかにも拙すぎると思います。新井選手会長のような「英断を待つ」とか、「信じている」なんて精神論、性善説で、これまであまた世間とずれた決定をしてきた独善的な球団サイドを動かせるとは、到底思えません。

 

百歩譲って、ストライキという自らの銃を抜くことを捨てるのならば、世論という太陽を味方に付け、球団サイドを動かすためにも、もっともっと発信することが必要だったと思います。新井選手会長は実直すぎて、そういう点でもあまり上手とは思えません。

 

それでも、今回の決定が非常に馬鹿げたものであるのは、誰が見ても分かるので、まだ逆転できる可能性がないわけではないと思います。しかし、当初予定通りという最初の決定の時のほうが世論の反応は大きかったように思いますし、ストもしないということで世間の注目度合も高まりませんでしたから(新井選手会長はもちろん世間の注目をひくためにストをするしないは考えない人でしょうけど)、ちょっと期待薄かなと思います。

 

その結果、昨日も書いたように、ファンか手痛いしっぺ返しを食らうような気がしますし、アホな球団幹部たちにはざま見ろと思いますが、選手たちには気の毒ですね。

 

実直な新井会長の願いが通じますように!

 

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冬まで計画停電とは…、まるで戦時経済。。

2011年03月22日 22時06分45秒 | 管理人のこと、雑感

地震発生から12日目となりますが、被災地はいまだ落ち着きとは程遠い状態にありますし、福島第一原発もまだまだ予断を許しません。

 

しかし、原発の問題も関係者の必死の努力で一時の危機的状況を脱し、小康状態を保ち、外部電源の供給に向けて慎重かつ着実な作業が続き、少し明るさが見えてきました。こうした状況を反映し、今日は株価も400円以上値を戻しました。

 

しかし、一方で、当面4月末までとしていた計画停電ですが、このままでは夏場のピークも、冬場の暖房需要にも応えられず、冬まで計画停電を続けざるを得ないという観測が伝えられました。

 

休止していた火力発電所を再開させ、他の事業者から購入したり、他の電力会社から融通してもらっても、とても賄いきれないそうです。

 

しかし、今のような計画経済が冬まで続いたら、首都圏の経済、ひいては日本経済に与える影響は計り知れません。確かに未曽有の震災だったとはいえ、一年間も計画停電をしなければいけない状況は、先進国ではなく、まるで戦時体制です。ダメージが大きすぎます。

 

規制緩和で、一部異業種からの参入もある電力業界ですが、基本的には、典型的な独占事業です。そうした独占企業の問題が、一国の経済を揺るがすというのでは、あまりにリスク管理がお粗末すぎると思います。

 

素人の私には分かりませんが、今の自分たちの手持ちの材料を見積もっただけで、「需給ギャップが生じるから冬までは計画停電です」なんて官僚みたいなことは言わず、いろんな知恵を絞り出し、なりふり構わず、1ワットでも、10ワットでも電力を絞り出すべきです。それが民間企業というものです。

 

レベルは違いますが、実話に基づく映画『アポロ13』では、電力を喪失し地球への帰還が危ぶまれた宇宙船を、地球に残った元クルーが必死の思いで、わずか数ミリアンペアの電力を絞り出し、無事に地球へと導きました。東京電力に今求められるのは、そうした国民の命を背負っているんだという気概でしょう。

 

今、福島第一原発で悪戦苦闘しているのは、東電のエリート社員というよりは、職人気質の技術者、作業員の方々でしょう。彼らの必死の活躍のあとには、日本のエリート集団であるはずの東電に、しっかり責任を果たしてほしいと思います。簡単な泣き言は許されません。菅首相も、原発問題で現場をかき乱さないで、こっちの方で指導力を発揮してほしいですね。

 

今日のジョグ

は、霧雨でお休み。

 

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話しせば分かる相手でしょうか…

2011年03月21日 21時47分56秒 | プロ野球・高校野球

昨日、開幕を4日延長することを決めたセントラル・リーグですが、それに対して、セ・パ同時開幕を希望する選手会がどうでるかが注目されました。

 

宮本前選手会長は、相当激しい言葉でこの決定について批判をしたようですが、新井選手会長は今日、引き続きセ・パ同時開幕を要望していくものの、それがかなわなかった場合でもボイコットはしないことを表明しました。

 

話して分かる相手ならばいいですが、新井選手会長はあまりに人が好すぎるというか、性善説すぎるような気がします。

 

交渉事において、最後の切り札を最初から封印してしまったら、後は相手の善意に期待するしかありません。利害得失ではなく、信頼関係を築くための交渉でしたら、ピストルを置いて丸腰で乗り込むのも効果的かもしれませんが、相手が損得ずくの時にはこれ幸いとズドンとやられてしまう気がします。

 

私としては、この交渉の行方にはかなり悲観的な気がしてしまいます。しかも、仮にリーグや球団側が一見したところでは、この交渉に勝利したように見えたとしても、最終的にファンにしっぺ返しを食らったりすれば、誰も勝者のいない空しい結果になるような気がします。

 

そういう事態になる前に、世論の盛り上がりで、考え違いをしている人たちの目を覚まさせたいですね。

 

あ、それと、昨日の決定のあと、さらに議論の詳細を見てみると、「たった四日」を糊塗するためとしか思えませんが、そのほかにもいろんな対策をこれでもかと書き連ねていますが、ひどい内容が多々ありました。

 

まず、「延長なし」ということがありましたが、もともと決着をつけない日本のプロ野球への是非が言われているのに、これでは「野球で勇気づける」という大義に適いません。節電に協力する姿勢を示すことにつながると思っているのでしょうが、選手や国民が違和感を持っているのは、まだまだ混乱しているこの時期にやる必要があるのかという「時期の問題」であって、決着を着けないプロ野球なんて誰も望んでいないと思います。

 

それと、電力消費がピークを迎える夏場にデーゲームを検討する(?!)のだそうです。スーツを着て、夏場は涼しいところ、冬場は暖かいところにしかいない、現場を知らないバカとしか言えませんね。夏場にデーゲームって、選手を殺す気でしょうか。一度、自分たちでやってみたらいいと思います。あきれて物が言えませんでした。

 

新井選手会長、いいんですか。夏場にデーゲームなんてやらされて。9回で引き分けになって。。。

 

  ↓ でも、東北福祉大の松山君に、マスターズ辞退を迫る人は、また、

    考え違いをしていますね。

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今日のジョグ

は、ほとんど雨は止んでいたのですが、道が悪いのと、昨日もとても体が重かったので休み。

 

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たった四日…。

2011年03月20日 23時15分50秒 | プロ野球・高校野球

4月12日に開幕を延長したパ・リーグに対し、当初の予定通り3月25日に開幕することを決めたセ・リーグですが、文科相、都知事ばかりではなく、一般のファンからも強い否定的な反応があり、すぐに見直しをするための会合がもたれました。

 

自分たちが空気を読み違えたことに気づいたと思われましたので、これでセ・パで同時に開催だと思っていたら、出てきた決定は何と3月29日に開幕を延長するというものでした。

 

たった四日です…。

 

どこまで空気が読めず、どこまで人の気持ちに鈍感なのでしょうか。思っても見なかった世間の激しい反応に、とりあえず応えるふりをして、その実、まったく形だけの対応をして、お茶を濁そうとしているとしか思えません。

 

たった四日で何が変わるというのでしょうか。こんな人を馬鹿にした対応は、逆効果であるとさえ言えるでしょう。

 

選手会も態度を硬化させているようですが、当然です。かつて、近鉄とオリックスの合併による球団削減問題が起きた時にストライクが決行されましたが、その時以上に、ファンの理解は得られると思います。

 

日本人の失敗パターンである、too little too late の対応で禍根を残さないためにも、選手会もしっかりした覚悟をもった対応が必要ですね。

 

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昨日、今日は練習中止。

2011年03月20日 18時45分15秒 | 散ドラ諸君への喝!

前に書いたように、八王子市教育委員会の決定で、3月14日以降、学校開放が中止されているため、昨日・今日の散ドラ活動は中止となりました。

 

こんな機会でもなければ、家族全員が揃うこともないので、家族全員で何かをするには絶好の機会ですが、地震とは別な理由で職場が臨時休業していたカミさんは、明日からの再開に向け、今日は呼び出しがかかり出勤し、修学旅行から帰った娘は昨日から部活も三連休で立川に遊びに出かけました。第一、車のガソリンもそれほど余裕もありません。

 

ということで、私は午前中は相変わらず震災報道をずっと見続け、お昼少し前に起きた倅と二人で、昼飯を食いに出かけました。いつの間にかにょきにょきと背が伸びてきて、ちょっと驚いてしまいます。また、父子二人で改めてテーブルを挟んでも、特に話すこともなく、ちょっと間に困ります

 

食事を終え、家の戻って小一時間ほど休んでから、ジョギングに出ました。体が重く、本当にゆっくりゆっくり走りました。昨日今日と暖かいせいで、鼻はグズグズです。

 

富士森公園を回って、甲州街道を越えて、浅川沿いに出ましたが、久しぶりの暖かさと、少々自粛疲れをしているせいか、市役所付近の河川敷には多くの人が出て、凧揚げ(というかカイト)やサッカーなどに興じていました。のどかな春の日です。

 

北浅川との合流地点の向こう側の野球場では、少年野球チームが練習をしています。赤いユニフォームですから、交友さんでしょうか。ホームグランドの中野北小や九小などは散ドラと同じ理由で使えないはずですが、いろいろ活動場所があって羨ましいですね。散田近辺は、人口に対して、チーム数過剰でグランドは不足気味で、なかなか代替地はありません。

 

浅川をずっと最後まで行って高尾駅を回って、万葉けやき通りを帰ってきました。まだ、夕方前なのに、エコスは車でいっぱいでした。まだまだ、買占めモードは変わっていないようです。また、けやき通り沿いのガソリンスタンドは2軒とも、営業休止中でした。1軒のスタンド前にはタンクローリーが来ていたので、入荷があったのかもしれませんが、また同じような行列になるのでしょね。

 

我が家のガソリンは、スーパーに買い物に行くだけならしばらくは持ちますが、ちょっとした遠出は出来ません。被災地の方々の方がもっと強い気持ちでしょうが、早く少しでも普通の暮らしに近づいてくれるといいですね。

 

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今日のジョグ

 12.7km  1時間19分38秒

 

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街が暗い…ものの、朧月夜。その下では…。

2011年03月19日 22時21分39秒 | 管理人のこと、雑感

土曜日だというのに、都心の街中でも夜はどこか暗い感じでした。節電と営業休止している店が多いからですね。

 

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で、父母の若い時代にタイムスリップしてしまった主人公マーティが感じたのも、きっとこんな「知っているけど、どこか別な街のような感じ」なのではないかと思います。

 

先週の金曜日の地震の後は、多摩方面の同僚と6人で、内堀通り、靖国通り、外堀通りと経て、青梅街道で多摩方面を目指しました。その道々には今よりはるかに灯りがありました。

 

しかし、その時には歩道を多くのスーツ姿のサラリーマン、通勤着の女性が埋め尽くすという見たこともない光景でした。これも、「知っているけど、どこか別な街のような感じ」でした。

 

そして、今夜、最寄駅に着いてからの帰り道、さらに薄暗い散田町を歩いていると月がきれいでした。昨日までの寒さがやわらいだため、春のおぼろ月夜と言った趣でした。いい月だなぁ~と感嘆しそうになったその時、同じこの月の下では、寝ずに誰も近寄れない過酷な環境下で悪戦苦闘する人たちがいるんだと、ふと思いました。

 

ここ数日、被災した人たちのことも気の毒に思いつつも、関心の中心はどうしても福島原発の状況にありました。圧力容器内にしっかり給水出来ているのかどうか、そうかと思えば、今度は使用済み核燃料の貯蔵プールの水位は足りているのだろうか、放水はうまくいっているのだろうかということです。

 

TVでは、遠目から見た建屋の姿しか見えませんが、その近くには、この過酷な環境下で、自らの生命を脅かされながら作業する、東電作業員、自衛隊員、警察官、消防官たちがいます。専門家たちが安全と言っているのに、多くの外国人が東京や日本から逃げ出しているのに、本当に頭が下がる思いです。

 

本来であれば、この国の政の責任者であり、自衛隊の最高責任者でもある、菅首相はこの無名の人々の勇気に最大限の敬意を払い、その気持ちを鼓舞する言葉を発するべきですが、残念ながら、そうした言葉は聞かれず、自らの政治ショーのような「国民へのメッセージ」を発するだけです。

 

イラ菅と言われ、今回の件でも、報告が遅いと言っては、東電に乗り込んで幹部を叱りつけ、形だけの統合本部とやらを作った菅首相ですが、彼の才覚は、野党として政府与党に攻め込むところにあって、今回のような事態にリーダーとして、人を使い、人を鼓舞し、自ら責を負うところにはないようです。

 

枝野官房長官は、冷静な判断能力と実務能力の高さで、参謀および司令塔としての役目を十分に果たし、株を上げていますが、彼に一極集中しすぎて(それも誰かが頼りないからだと思いますが)、忙しすぎますし、そうでなくても、彼も人を鼓舞して、動かすのは得意分野ではありません。

 

そういう意味では、今の政府与党の「純血」民主党派は、派閥政治を中心とした自民党の対極の人たちですが、派閥政治は最後は弊害ばかりが目立ったものの、かつては鉄の結束を誇った田中派を筆頭に、人を動かす力があったのも事実です(その最後の末裔が小沢一郎だというのも皮肉なものです)。

 

閑話休題。今のような国難を克服するのには、本当に人を信じ、人に尽くし、人を鼓舞し、自らをも犠牲に出来る精神が必要です。今も穏やかな月夜の下の過酷な環境で悪戦苦闘する人たちは、まさにそうした人たちですが、国を率いる人にその覚悟があるかどうかです。一企業を恫喝している場合じゃないと思うんですけどね。

 

一国の指導者が出来ないため、多くの名もなき国民がこの名もなき勇者たちを称えています。この名もなき勇者たちが、立派に使命を果たし、無事に家族の下に帰ることを願ってやみません。

 

今日のジョグ

 3.4km  18分21秒

 

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計画停電(その3)

2011年03月18日 23時42分17秒 | 管理人のこと、雑感

実質的に関東全域で計画停電が始まってから昨日までの2日間は、我が家が所属する第2グループの計画停電は、わずか数百m先までは実施されているものの、我が家は肩透かしでした。

 

このまま、いつも同じ場所ばかりが停電していて、我が家周辺が停電しなかったら、気まずいなあなんて思っていたら、今日は停電になったと、カミさんから報告がありました。

 

停電になってほっとするというか、喜ぶというのもおかしな話ですが、何となく日本国中にそういう空気が漂っていますね。おじさん、おばさんから見ると、とても理解できそうもない若者たちでも、同じ気持ちであるような報道をみかけます。本当に日本という国はまだまだ捨てたものではないと思います。

 

その一方で、食料品、日用品、ガソリンなどのパニック買いは、なかなか終息の様子を見せません。これは、上のことと矛盾するように見えますが、私欲、我欲というよりは、上のことと若干関係すると思いますが、心配性のなせるわざのような気がします。

 

消費性向の高いアメリカと違って、日本の特徴として貯蓄性向が高いことが挙げられますが、オイルショック時も、今のパニック買いも、心配性ゆえの貯蓄性向が出ているのだと思います。

 

日本ではこうした時に、暴動、略奪が起きないことが美徳として海外から賞賛されますが、日本人にしてみたら、「何で略奪するの?」というのが素直な気持ちだと思います。こうした社会規範は大事にしたい一方、心配性ゆえの行き過ぎた貯蓄性向は若干見直したいですね(それでも、何時間も辛抱強くスタンドに並ぶのはすごいと思いますけどね。私は、有名飲食店に並ぶのも苦手ですし、福袋に並ぶのも絶対に出来ませんから、本当にすごいと思います)。

 

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部活動中止、施設開放中止はいつまで…?

2011年03月18日 22時52分35秒 | 中学野球

14日(月)からの計画停電の開始により、八王子教育委員会の方針として、部活動、施設開放が中止となりました。

 

「電気、水道、ガス、食料の調達等のライフラインの確保が困難になる等、不測の事態が考えられるから」との理由からです。

 

初めての事態で、何が起こるか分からなかった最初の時点では仕方なかったと思いますが、計画停電が実質的にスタートして3日目になる今日の状況を考えると、部活動もあまり暗くならない時間に終了したりすれば、問題ないように思いますし、施設開放も土日の日中だったら、問題はないように思います。

 

役所というのは、一度決めたことは、なかなか柔軟に変えられないものですが、このままだと多くの子どもたちが、力を持て余して、かえって余計なことをしでかしかねません(うちの倅だけか?)。何とか、柔軟な対応をお願いしたいですね。

 

それこそ、プロ野球の開幕延期問題とは、別次元の問題です。

 

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禍根を残さなければいいのですが

2011年03月18日 22時23分21秒 | プロ野球・高校野球

昨日、震災の被災地仙台を本拠地とする楽天ゴールデンイーグルスが所属するパシフィックリーグは、開幕日を3月25日から4月12日に延期しました。一方、セントラルリーグは、当初の予定通り、3月25日に開幕すると発表しました。

 

しかし、選手会は、パシフィック、セントラルに限らず、多くの被災者がまだまだ厳しい生活をし、国民も本数を減らした鉄道や計画停電に協力している中で、開幕することには抵抗があるとして反対していました。

 

セントラルリーグの決定が、日本の野球史に禍根を残さなければいいとのですが、と思っていたのですが、案の定、早速多くの反応がありました。そして、その多くが否定的なものでした。

 

前にも書きましたが、野球が被災した人たちを元気づけられないわけではありません。むしろ、限界に挑むプロフェッショナルの姿は、復興という高い壁に挑む被災地に大きな力になるはずです。しかし、それは衣食住のどれ一つ、一息もつけない「今」ではありません。たった、数週間のことなのに、なぜ、被災地の人たちに思いをはせて、一緒に見守れないのか。これが多くの国民の偽らざる気持ちでしょうね。

 

かすかな期待ですが、今日の多くの反応により、セ・パが足並みを揃えて、4月に開幕するようになるのが、被災した人たちのためにも、プロ野球全体の利益としても、いいように思うのですけどね。ある特定の球団、もっと言えば、ある特定の人の思惑だけで、多くの人を傷つけることにならないことを祈ります。

 

同じく今日、開催を決めた高校野球選抜大会とはまったく違います。高校野球は、地方大会を勝ち抜き選抜された、今この時しかない高校生たちの選手権大会であり、延期したら次はありません。そうした場まで自粛をする必要はまったくないと思います。

 

しかし、プロ野球は、10月までの長丁場です。この2週間が決定的な問題となるとは思えません。むしろ、今強行した方が問題と思います。

 

選手も、ファンも、笑顔で開幕できることが一番です。

 

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花粉症だけはいつもと変わらず…

2011年03月17日 22時34分12秒 | 管理人のこと、雑感

今日も、被災地で厳しい状況が続いているのは変わりませんし、原発問題も関係者の必死の努力にもかからず、いまだ解決に向かっているとは言えない状況が続きます。だいぶ平常に近くなった鉄道輸送も、今日の電力需給のひっ迫から大規模停電の恐れありとして、夕方急きょ本数を減らすなどして大混雑しました。このようにまだまだいつもと違う非常事態が続きます。

 

そんな中、花粉症だけはいつもと変わらずやってきて、寄り添います。先日の6日(日)は非常にぽかぽか陽気で、散ドラの練習・横中の試合観戦・ジョギングと一日外で過ごした結果、翌日の月曜日の明け方から窒息しそうなほど鼻が詰まりひどい目に遭いました。昨日は、ひどい風が吹いていて、高尾山など西に見える山並みが緑を通り越して、黄色に煙っていました。山に近い八王子に住んでいても初めて見る光景でしたが、昨日は目がとてもかゆかったものの鼻はそれほどでもなく、逆に今日は目はそれほどでもなく、鼻が大変でした。

 

ということは、目は飛んでいるその日に反応するものの、鼻の方は次の日に反応するのかな、ということに気づきました。もう30年来の付き合いになるのに、今頃気づくのもおかしな話ですが、花粉が大量飛散したその日よりも次の日の方が症状がきついようです。

 

花粉症のベテランの癖して、このように自分の症状に自覚的ではないのにもわけがあります。30年前は今ほどメジャーではなかったものの、既に花粉症という言葉はありました。高校生になり、春先だけ鼻水に悩まされるようになった私は、これは絶対に花粉症だと思い、耳鼻科を受診したのですが、その時に言われたのは驚くような言葉でした。

 

「鼻が曲がっているので、鼻の骨を削らないといけない」

「???」

もともと鼻がそんなにいいわけではありませんし、恐らく曲がっているのも事実なのでしょう。しかし、「鼻が曲がっていることが鼻水の原因だとすると、私は春だけ鼻が曲がっているんですか?」と、ここまで直接的な嫌みではありませんが、婉曲的にそのような抗議をしたのですが、年よりの頑固医者は頑なに自説を「曲げず」、手術の段取りをしかねない勢いだったので、二度とその耳鼻科には行きませんでした。

 

羹に懲りてなますを吹くの伝で、以来医者にかかったことはありません。それからしばらくして、一部の専門医が数か月前から注射を打って(抗体を作るのか?)、症状を劇的に改善する治療をしたり、眠気などの副作用はあるものの効果的な薬が出てきたりしたようですが、医者にはかからず、市販の点鼻薬しか使ったことはありません(しかし、それも30年前に比べるとはるかに効果があります)。マスクももわもわして気持ち悪いのと、メガネが曇るのでつけません。ほぼノーケアです。

 

しかし、一番ひどかった30年前~20年前くらいに比べると、今ははるかに楽なので、まあ何とかこのまま共存してくんでしょうね。しかし、30年前に罹った医者がもう少し違う医者だったら、また別な対応をしたんでしょうけどね。

 

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今日のジョグ

 5.3km  28分00秒

 

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練習中止。

2011年03月16日 21時45分25秒 | 散ドラ諸君への喝!

今週は土曜日が練習、日曜日が先日流れた恩方スターズとの練習試合が予定されていましたが、小学校の開放予定がキャンセルされたため、活動はお休みとなりました。

 

状況が状況だけに仕方がないですね。

 

開幕延期を決定したプロ野球パシフィックリーグと理由は違いますが、こうした状況下では、何があるか分からないですからね。

 

被災地が一刻も早く復旧し、落ち着くことを願わずにはいられませんし、もう一つの大きな心配である福島第一原発が何とか危機を脱してくれることを願わずにはいられません。

 

早く野球が出来るような環境に戻るといいですね。

 

帰宅難民となった金曜日の地震のあとの週末は、土曜日は練習中止となったものの、日曜日には練習を出来、少しいつもの日常に近づいた気がしました。しかし、月曜日の計画停電予定を受けての鉄道の大幅な運休と、福島原発の深刻化で事態は一変してしまいました。

 

停電などの不便を耐えたりすることで痛みを共有することには、やぶさかではありませんが、原発の問題は本当に早く解決に向かったほしいですね。

 

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計画停電(その2)。

2011年03月16日 18時15分10秒 | 管理人のこと、雑感

今日の計画停電では、第2グループは一コマ繰り上がって、15時20分~19時となっていました。我が家は昨夜は停電にならなかったので、今日は停電するだろうと、待ち構えていたのですが、15時20分になっても停電しませんでした。さては、八王子は今日は対象から外れたのかと思い、16時くらいからジョギングに出かけました。

 

拓真高校のT字路に出ると、普通に信号が点いています。アルプスの前を通って、富士森公園前の交差点も信号は点いています。ここを市民会館方面に左折して、中央線にぶつかるまでも信号は点いています。

 

ところが、中央線を渡って、ラーメン屋の「青葉」がある南新町の交差点と次の交差点は信号が点いていませんでした。渡りながら左右を見ても、点いていないようでした。ところが、そこから先は16号になる甲州街道の八幡町の交差点は信号が点いています。

 

しかし、八幡町を左折して、甲州街道を高尾方面に向かうと、また信号は消えています。秋川か街道と交差する本郷横丁の交差点では、警察官が交通整理をしていました。しかし、「北大通りと合流する結節点である追分の交差点は大変だろうな」と思いながら走っていくと、追分の交差点では信号が点いていました。

 

しかし、その先の甲州街道はまた信号が消えていました。16号とか、追分とはポイントとなる交差点には、別な電力供給源があるのかもしれませんね。甲州街道の銀杏並木が始まり、西八王子駅近辺のこの辺は、いろいろな店があって普段は賑やかですが、ケンタッキーも、コンビニも閉店していて、妙な感じでした。西八王子西の交差点でも警察官が交通整理をしていました。

 

八王子工業高校入口の交差点から、再び中央線を越えて散田町に戻ると、万葉けやき通りの散田三丁目の交差点も信号が消えています。しかし、その次のコンビニがある信号も、その先もずっと信号が点いています。どうやら、この辺が停電の境目のようです。その後にクロの散歩で通っためじろ台方面も停電はしていませんでした。

 

これからもずっと同じところが停電するとしたら、申し訳ないというか、公平性を欠くように思います。どうせやるんなら、決めたところは全部やったらいいと思うんですけどね。

 

今日のジョグ

明日以降、仕事から帰ってジョギングする時に停電していると、ちょっと危険になります。しばらくは、走ることもちょっと様子見になります。

 6.0km  31分25秒

 

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日常と非日常の間。

2011年03月16日 12時50分29秒 | 管理人のこと、雑感

地震翌日の土曜日が自宅待機となり、月曜日は事務所の片付け作業で出勤予定だったものの、娘の送迎と鉄道の運休で出勤できず、昨日・今日は別事業所の応援出勤も計画されていたものの、結局自宅待機となっています。

 

この間、ほとんどテレビ報道を見続けていて、原子力発電所についてはだいぶ詳しくなりました。建屋・格納容器・圧力容器・圧力抑制プールなど原子力発電機の構造や、ミリシーベルトとマイクロシーベルトなど放射線量の単位の違いなども、日常生活の中には入って来ないものです。

 

一方、昨日出発予定だった娘の修学旅行は、バスに切り替えて、今日無事に出発したようです(連絡がないのでたぶん)。倅は、部活が昨日から中止になっていますが、学校は平常通りです。塾も今日まで休みでしたが、明日からは停電の様子を見ながら、再開するそうです。私の働くビルも、建築診断の結果、安全基準を満たしているとのことで、昨日・今日で補修を済ませて、明日からは通常勤務になるとのことです。ということで、徐々に日常生活に戻るように、振子は振れています。

 

そんな中、昼前にちょっと家の外に出ると、散田架道橋に向かうバス通りが、時ならぬ渋滞をしていてびっくりです。恐らく横山中近くのガソリンスタンドに向かう車列です。500mくらいになるのではないでしょうか。また、甲州街道でも、並木町の交差点のスタンドは閉店していて、もう一つ高尾寄りのスタンドは、高尾警察までこちらも数百mの列が出来ていました。非日常的な風景で、最近では、ガソリンの暫定税率が一時廃止されて、復活する直前の駆け込み需要時に同じような光景が見られました。また、我が家はまだですが、停電も今や非日常ですね。昨日の夜に、富士宮市で震度6強を記録したような地震や余震も、ふと日常生活を破ります。

 

こんな風に、日常生活の中に非日常が時折顔をのぞかせながら、徐々に本当の日常に戻っていくのでしょう。というか、原発の状況を見ていると、そう祈らずにはいられませんね。周辺地域はもちろんのこと、最悪の事態になったら、それこそ影響は甚大です。平凡な日常がいかにありがたいか思い知らされる数日です。

 

 

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危機的なことは何か(再び)。

2011年03月16日 09時38分58秒 | 管理人のこと、雑感

福島第一原発の状況は、4号機に炎が見えたという報道と、消えたという報道のほか、今のところ進展はないようです。

 

2号機の圧力容器への給水を継続するとともに、次なる課題は、点検のため休止していた4号機の使用済み核燃料を入れていたプールの水位が下がって、温度が上がっていることです。周囲の放射線レベルが高いこと、爆発により開いた建屋の穴からうまく放水できるかという懸念、圧力容器内の燃料棒に比べれば温度は低いもののどの程度の温度、量があるのかがよく分かっていないこと、などが、課題となっています。

 

いずれにしても、こうしたことを一つ一つ潰して、問題解決を図っていくしかありません。

 

今日は、記者会見が少ないせいか、テレビ番組も抑制的な報道が多いですが、昨日は、3号機周辺で高レベルの放射線量が観測されたことを受け、扇情的なテロップ、報道姿勢が目立ちました。

 「メルトダウンの可能性も…」

 「関東にも放射線飛散!」

など、ウソではないでしょうが、報道すべき問題の本質はそこではないでしょうし、いたずらに不安を煽るだけのキャッチコピーです。日本のマスコミの本質である、視聴率を獲らんがための、程度の低い商業主義が透けて見えました(商業主義はもちろん否定はしませんが、正義の皮をかぶっていることが悪質だと思うのです)。

 

今朝の新聞社会面でも、東電の会見を「あいまいな態度に終始」「報道陣の抗議にも明確な回答なし」「どれだけの大事故かという危機感が欠如」と批判的な記事を載せていましたが、出せる情報がないところに、いくら吊し上げたり、抗議したりしたところで何も出てこないと思いますし、扇情的な答を引き出そうとする悪意ある詰問をされればされるほど、専門家、当事者として慎重になるのも当然です。そんなことにも理解が及ばす、上から目線で物申すクオリティペーパーと言われる新聞も、所詮この程度のレベルだということです。

 

情報が遅い、少ないということに問題があると思ったら、東電の現地の指揮、報告体制がどのようになっているのか、本社での分析、指導体制がどのようになっているのか。一企業で対応できるレベルになっているのか。こういったことを明らかにし、政府やテレビがスタジオに招いている専門家に提言すべきであって、今、目の前にある問題の解決に、全精力をあげるべき相手に対して、不要な攻撃を加えることではないと思います。

 

周辺住民、国民が期待しているのは、一刻も早く、原発を安定的な状態に戻すことであって、くだらない吊し上げではありません。関係者は一致団結して問題解決に全精力を注いでほしいものです。

 

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