今日はお盆で日曜日ということもあって、甲子園球場は途中から満員通知が出ていました。
好投手松本(英明)を能代市立能代商が撃破!
ジョギングに行ったので、全部は見ていませんが、好投手左腕・松本から公立高の能代商が2点を奪って勝利しました。見事です。
逆転の智弁和歌山の面目躍如!
智弁和歌山が5対1とリードし完勝ムードでしたが、7回に白樺学園に満塁本塁打を打たれ同点とされると、8回には逆転ソロを打たれました。しかし、8回裏に途中出場の主将・中村の二塁打で同点に追いつきました。
しかし、10回表に、二死二塁から打ち取った外野フライが風に大きく流され、無情にも野手の前にポトリと落ちて、白樺学園が再度勝ち越し。智弁和歌山は万事休すかと思われましたが、その裏、再び主将・中村がヒットで出塁すると、一死から宮川がレフト線二塁打を放ち、中村が一塁から一気にホームインして同点!次打者を敬遠で塁を埋めて、次打者小笠原の三塁前の絶妙なバントに焦ったか、一塁悪送球となって、智弁和歌山がサヨナラ勝ちしました!さすが試合巧者です。
あと、今日の勝利の立役者である主将・中村選手がなぜ途中出場が多いのかが疑問です??
吉永・白根の好投手対決を制したのは強打の日大三高!
2回戦最後の試合は、日大三高・吉永、開星・白根と、大会屈指の好投手対決となりました。が、しかし、両投手とも球速こそ出ているものの、制球はイマイチでした。打ち崩したというか、両投手とも波に乗り切れなかったという印象です。
吉永は今日は145km超と球速は上がってきましたが、初回は安定せず一三塁のピンチを迎えました。しかし、シンカーやストレートで三振に切ってとり何とか0点でしのぎました。白根も安定しませんでしたが、粘られて高山・菅沼の連続タイムリーで2点を失ったあとは、コントロールが完全に乱れ、連続四球で押し出しの3点目を与えるという意外な展開でした。
そして、3回裏には、日大三高が高山の三塁打、菅沼のタイムリー二塁打、吉永のタイムリーヒットで2点を追加し、何と白根がマウンドから降りる予想外の展開となりました。日大三高の圧勝ムードが漂います。
しかし、5回表、悪送球での出塁からチャンスを掴んだ開星は白根の技ありセンター前ヒットで2点を返すと、4番森がバックスクリーンに叩き込み、1点差に詰め寄りました。
そして、6回表には、四球で出塁すると、次打者のバントが吉永と二塁菅沼が一瞬譲り合って生き、無死一二塁となり、何と8番安田が左中間三塁打を放ち、開星が逆転しました。なおも日大三高はピンチが続きましたが、三振、レフトファウルフライ・タッチアップを谷口が本塁送球、タッチアウトでピンチを脱しました。
しかし、日大三高の強さはここからです。白根をリリーフした森に対して一巡した6回表、先頭清水がすかさず右前ヒット、金子の勢いを殺したいいバントを捕手が悪送球で二三塁。キャプテン畔上は四球で無死満塁。ここで4番横尾が前進守備のセカンドの横を抜くヒットで2点を入れて逆転!続いて当たっている高山ですが、三塁前にきっちり送りバント。菅沼は詰まりながらも前進守備のショート後ろに落として、さらに1点!ここで8番鈴木は一球ファールを打ってからスクイズで4点目。日大三高は強打が強調されますが、小技もしっかりしていますね。今日のバントも誰もミスしていません。9番吉永の打球はショートのグラブを弾きレフト前に転がり、菅沼還ってさらに5点目。谷口も三遊間を破り一二塁。ここで再度、白根がマウンドへ。清水・金子よく見て四球を選び6点目。なおも満塁のまま畔上ですが、最後落とす球を空振りし三振でようやくチェンジとなりましが、怒涛の攻撃でした。
しかし、このイニングは両チームとも守備のミスが傷を広げました。
7回は両チームとも0点で試合が落ち着くかと思いましたが、8回表、開星は下位打線が3連打で1点を返し、一死後2番左前ヒットで2点目。ここで迎えるは、今日4安打とどこに投げても打たれている3番白根。無理に勝負しなくてもいい場面だが、勝負にいきしかも危ない球はあったが幸いにも打ち損じてくれ、フルカウントから吉永渾身のストレートで三振に切ってとり二死。この試合で初めて白根を抑えたのが、一番大事な場面でした。一塁走者はその間に盗塁して二三塁となり、本塁打を打っている4番森を迎え、まだまだ気を抜けないが、追い込んでからショートゴロに打ち取る。しかし、3点差まで詰め寄られ、まったく気が抜けない展開。
9回表、三振・ショートゴロで二死としてから、7番四球、8番ショートゴロ内野安打と、またまた下位打線相手にピンチを作る。8回の点も下位打線からだったので、非常に嫌な雰囲気。迎えた9番にも粘られ、フルカウントから投じた球は、高めのストレート。見送れば四球で満塁のピンチを迎えるところだったが、打者はスピードにつられて手を出し空振り三振、ゲームセットとなりました。ついていました。見逃されていたら、どうなっていたか分かりません。
いやぁ~、厳しい試合でした。まさか8対11なんて展開になるとは思いませんでした。好投手吉永ですが、今日は球が走りすぎて、逆に制球がついてきていませんでした。これまで見た中でも、140km前後の速球の時の方が制球が定まり、スライダー、シンカーも低めに決まっていたように思います。今日166球を投げたそうですが、次の智弁和歌山戦までには何とか修正してほしいものです。
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