先に全国のフアンに親しまれた大相撲の高見盛関が断髪した。大銀杏に鋏を入れるわけだが、いわゆる髷を切りおとす訳だ。きりりと結い上げられた大銀杏の根本で切る訳だから、切った後は相当短くなっているわけで整髪後もいささかその髪型が気になって仕様がない。
最近とみに実力を付け、人気者となりつつある遠藤は出世が早すぎて、髪が伸びずに斬ばら髪を鬢付け油でまとめているが、大銀杏を結えるのにはどのくらいかかるのだろうか。
こんなことを書いていると、映画「切腹」を思い出す。髷を切られた人物が髷が結えるようになるまで仮病を使う話があるが、相当長期間の重病という事に成る。
一度髷を切られた斬ばら状態がどの様になっているのかみてみたいという、変な欲望がある。