津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■私事ですが

2017-02-28 14:31:07 | 徒然

 今日2月28日は奥方の誕生日である。
私より二つ年下で今日で73歳になったのだが、結婚したのが奥方23歳の時だから今年は金婚式を迎えることになる。
私はつい先日そのことに気づいたのだが、今朝食事時に話してみたら「アラッ・・・」と奥方も気づいていなかった。
自分の誕生日の時には気づかなかったのだが、少々花を持たせた形になった。
二人の息子は親の誕生日など気も付かないだろうし、娘は仕事や子育てで大忙しで電話くらいは寄こすかもしれないが?
奥方曰く、「今年は金婚式よ~と吹聴する」という。
金婚式まであと7ヶ月半、大した病気もせず元気で50年という節目を迎えられたということは誠にありがたい。
奥方はアシスト自転車で元気に風を切って走り回っている。私はといえば膝が痛くて「痛い々々」を連発している。
まさに女性は強を実感するこの頃である。
あと何年齢を重ねることができるか、大いに摂生して死ぬまでブログ現役、あわよくば皆勤を目指したいものだ。 

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■幕末の武家―体験談聞書集成

2017-02-28 09:33:57 | 書籍・読書

 私は昭和39年11月に発刊された青蛙房の「旧事諮問録=ふるきことたずねしきろく(三刷)」を持っているが、最近同社が『旧事諮問録』の姉妹編としてこの「幕末の武家―体験談聞書集成」を発刊していたことに気づいた。著者が柴田宵曲とあっては気をそそられるし、一家に姉さんがいて妹がおらぬでは少々片手落ちだから注文することにした。
 

  幕末の武家―体験談聞書集成
 
      青蛙房


内容説明

『旧事諮問録』の姉妹編。大名の日常生活や大奥の泌記、目撃した薩英戦争など、江戸研究者必読の特ダネを集めた。幕末のそれも武家に限って、みずから体験し、または見聞きした実状を語り、また記録したものを集めた。身分の上下、勤仕の別はあろうとも、ひとしく動乱の世界に生きた豊富な話題がある。貴重な幕末資料ではあるが、読みやすく親しみやすい解説書でもあり、語り口調の生々しい記録の書となった。

目次

大名の日常生活
大奥秘記
時の御太皷
高家の話
御船手の話
御朱印道中・御目付
御徒士物語
勤番者
お伽役の話
廻り方の話〔ほか〕

著者

柴田/宵曲
本名、泰助。1897年9月、東京日本橋久松町の洋品問屋に生れたが、中学に入学した頃に家運傾き、たちまち学業を廃して「上野図書館」育ちとなる。1918年「ホトトギス」入社、22歳。其角句集「五元集」の輪講筆記に成功したことが宵曲の生涯を決定した。メンバーの中でも特に俳壇の寒川鼠骨、江戸派の三田村鳶魚にまつわる編集作業は膨大なものである。現に『柴田宵曲文集』全8巻(小沢書店)は、歿後にまとめられた大冊である。1966年8月歿。69歳。

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