昼前、熊本県立図書館に出かける。まずはくまもと文学・歴史館で今日から開催された企画展「上妻文庫展ー上妻博之が遺したもの」を展観。
植物学者として又膨大な熊本の歴史の書写本を書き残した歴史家としての偉大な功績を実感する。
つづいて図書館でU家の先祖附のコピーをとる。
閲覧室に入ることが出来ないから、来館者がすごく少ない。自転車置き場がガラガラだった。
帰るために玄関の方へ進むと、リサイクル図書が並べてある。無料での持ち帰りOKとあるのでいろいろ眺めたが、どうも私の趣味に合う本がない。
ただ一冊「内村鑑三の生涯 近代日本とキリスト教の光源を見つめて」(小原信著 PHP研究書)を頂戴して帰る。
実は母の義兄(長姉の夫)は無教会派のキリスト教徒である。実弟が内村鑑三に心酔していたと聞く。
私は義伯父の死後そのことを知って大変驚いた。弟の影響を受けての事なのか、よくわからない。
そんなこともあって内村鑑三には少なからず興味がある。熊本ともいろいろな関係もあり、読み始めると非常に面白い。
夕食後すっかり虜になって読んでいるが、リサイクル図書有り難し・・・感謝。