津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■陸上自衛隊 西部方面隊 創隊68周年記念行事

2024-03-02 08:04:57 | 熊本

 ここ数日、健軍の陸上自衛隊の皆さんが走り回っておられる。
コロナの流行で4年間の空白があった西部方面隊の記念行事が下記の如く行われるためである。
式典会場は明日の日を待つばかりに整えられた。
昨日はヘリコプターが8機連隊を作って上空を通過していった。予行演習だったろうか。
昨今の世界の情勢から、国防上また大規模災害にむけて、西部方面隊の重要性が増している。
日常的に健軍自衛隊の活動を見つめている一人として、平和憲法を維持しつつも、自衛隊の皆様が誇りを
もって行動できる地位の確保が必要だというのが偽らざる私の思いである。
久しぶりに観閲行進を拝見してみようかと思っている。

                  

        陸上自衛隊 西部方面隊創隊68周年記念行事
           期日 令和6年3月3日(日)

         ● 一般開放 09:00~15:00

         ● 記念式典 10:00~(予定)

         ● 観閲行進 11:15~(予定)

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■手討達之扣-(15-2)

2024-03-02 06:43:39 | ご挨拶

       
                     原田次郎助
    右は今度手討始末相達候書付之内今度私手討之始末其場ニ至り幼年之者を
    見請一旦差宥候存念ニ相成却而親勘七不届之由を以親を手討可仕共存候得共此事發
    端子ゟ起り候ニ付打放候由左候得は喜太郎儀難差通程之様子ニは不相聞其上喜太郎纔
    拾二歳之子供ニ而物之弁へも無之程之者ニ候を差宥候志目合無之候ニ付打果候儀人口後難
    抱候ゟ之儀ニ而候哉何分非道之致方ニ相聞候 此處如何相心得居候哉之旨御尋之趣奉得其
    意候左ニ申上候
    右は差紙之通家来ゟ綱を取候様申聞候得とも子供儀ニ付不苦旨返答仕候ヲ口も取り不申
    そろそろ参り申候ニ付其内私間近相成候ニ付私直ニ手強ク呵申候得は其節ニ至り漸下馬仕
    候 依之不届之段重畳之申聞候得共父子共に立はたかり笠も取不申罷在候ニ付引脱候ハゝ
    定而断を可申と存シ喜太郎笠を引脱申候得共父子共ニ一向伏平不仕一言之断をも不申出猶立
    はたがり居申候ニ付何分差宥候志目合無之候ニ付其節私ニ申聞候得は何分其通ニ而は不届難差通
    事ニ付討放ゟ外無之由申聞候得共猶平伏も不仕立はたかり居申候 此節一言之断申出候ハゝ其
    侭差免候所存ニ而右之通呵申候得共父子共ニたちはたがり一言の断も不申出候ニ付差免候志目合
    一向無之候ニ付一旦右之通打放可申と言葉を出候上は幼年之者不憫ニ存候得共何分於武士道ニ
    難相濟と存極メ不得止事討放申候事ニ御座候 畢■勘七申付不行届所ゟ喜太郎
    儀も慮外仕候ニ付親勘七を手討可仕候哉と存候得共此事之發端喜太郎ゟ起り候事ニ而幼年之者不
    便ニ而は存候得共言葉を出候儀符合不仕何分其侭ニ而は難相濟存極メ不得止事討放申候 右之
    通言葉を出不申候ハゝ御日柄と申かた/\打擲ニ而も可差置候處既ニ右之通言葉を出候上ハ不得
    止事討放申候事ニ御座候 曽以人口後難ニ抱り候儀ニ而は無之一旦言葉出候儀其侭ニ而符合不仕候而
    は於武士之道難相濟儀と討放申候儀ニ御座候
    右之通ニ御座候以上
       十月廿五日        原田次郎助


      御尋之趣奉得其意候 左ニ申上候
    家来追懸候而下り候様申聞候ニ付直ニ喜太郎下馬いたし候由右は追々御達思想労通喜太郎儀は馬
    ニ乗り親勘七は馬之跡ニ付添参り居候ニ付私家来ゟ綱を取候様申聞候所親勘七申候は子
    供之事ニ付不苦旨返答仕候ニ付猶又家来ゟ下り候様申聞候得共聞入不申候 其内間近ク相成候処
    私直ニ下り候様手強ク申聞候処其節ニ至り漸下り申候
   一右家来勘七ゟ先ニ而聲を懸ヶ喜太郎下り候様子ハ勘七ゟ程ゟ見受候由
      右は前文之通私家来勘七ゟ先ニ参り候迄ハ無之勘七儀は馬ニ付添家来ゟ先ニ参り居申候 私家来
      召連勘七跡ゟ参り居申候ニ付家来ゟ綱を取候様申聞候得共子供之事故不苦旨返答仕候 其
      節は私と勘七との間五六間も御座候哉と覚申し家来は跡より参り候事故七八間もあり御座たる
      哉勘七儀は馬之跡ニ直ニ付添居申候 其内私間近ク相成候ニ付前文之通私手強く呵り申候ニ付
      喜太郎下馬仕候 其節迄ハ勘七儀も私ゟ少し先ニ筋違居申候ニ付右不届之断勘七江申
      聞候得共勘七儀笠も脱不申立はたかり断も不申候ニ付私儀馬之左迄廻り馬ゟ先に
      参り候而不届之段申聞候得共右之通笠も脱不申立はだがり断も不申候ニ付私ゟ笠を引脱
      申候而猶不届之段申聞候得とも断も不申候ニ付左申候ハ討放申候外無之段申聞候得共右之通
      一言之断不申出候ニ付免候志目合無之討放申候趣は勘七儀は馬之尾之方ニ居申候 喜太郎儀
      は馬之頭之方ニ居申候故跡ゟ見受候筈ニ御座候
   一喜太郎致下馬自分私儀勘七を追越喜太郎を呼留笠を引脱直ニ討放申候由 
      右は私儀勘七を追越下馬いたし参居候喜太郎を呼留笠を引脱直ニ討放候由ニ而は無
      御座候 前文之通ニ而御座候事
   一喜太郎討放候節勘七馳付死骸を抱上ケ母も罷越首を取上ケ夫ゟ父母供ニ應對候由
      右は喜太郎討放候節前後共ニ男女不限一人も見受不申候 喜太郎討放候節勘七儀も側二居候
      以直ニ直ニ抱上ケ聲を立人を呼申候ニ付母并村中之者も参り集り申候 何そ討放候所江勘七馳付死
      骸を抱上け母も罷越候而首をも上ケ夫ゟ父母供ニ致應對たるにてハ決而無御座候 以上
       十月廿五日        原田次郎助
        當りなし

                    (つづく)

    事件のありさまが段々具体的になってくると、段々いやな思いが強くなってきます。   

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