鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

「永続確信」考察の仕方  

2022年06月05日 | 永続確信のための聖書解読

 

さて、イエスの言動にはいる。 

 それが人々に永続確信を与える過程を探求する。 

 

<複雑な視野を> 

  

この状況は、若干複雑だ。 

 

① まず、語る筆者の手元には「イエスの伝記」(福音書)が四本ある。 

  筆者はそれを手がかりにして、活動したイエスと弟子たちのイメージを抱いて語る。 

  

② 他方、イエスに語られる弟子たちの手元には、福音書はない。 

   代わりに彼らの眼前には「生身のイエス」がいる。 

  

③ そうした福音書など何もい弟子たちと、それに対応して語り行動していくイエス・・・ 

  この両者の間の時々刻々とした動きを、追体験する鹿島春平太がいる。 

  

+++ 

 

~この構図はややこしいが、弟子たちの心に形成される「確信」をみるのが

目的だから仕方ない。 

  

 筆者はイエスの同時代人でないから、生身のイエスの語り口を直接聞くことはできない。 

 追体験は「福音書」という文字で記された文書を元に行われれる。 

 

 その際、弟子たち~「たち」とは「他の人々」も含めて言っている~の心理と

その反応も考慮に入れて、イエスの具体的な言葉を解読するのだ。 

 

<前例なき試み> 

 

 こういう読み方は、従来されてこなかった。 

 これまでは「イエス様の言葉は神の言葉です! 」と牧師さんは教えるし、彼自身も、その姿勢で読んできた。 

 信徒はどんなみ言葉も「アーメンで受けなさい!」と言われて読んできた。 

 

+++ 

  

 だがイエスは実際には、その時々の人々の姿勢と反応を見た上で、メッセージを発信した(語った)はずだ。 

 

 だから概して、後の教えになるほど、深く、高度になる傾向を持つと推測される。 

  そういう特徴を見ながら、イエスの教えを見ていこうと思う。 

 

 どうでもいいことだが、この読み方は、本邦初であるとともに、おそらく世界初だと思われる。 

  用いる福音書は、その内容が最も正確と思われる「ヨハネ伝」を主とし、必要に応じて他の福音書の聖句も用いよう。 

   

(続きます) 

 

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