鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

Vol,1 資料文献の邦訳で行こう

2016年09月07日 | バプテスト自由吟味者の道


 


「キリスト教の正しい学び方」の連載、長らく間を置いてしまいました。

 あれ以後は、ほぼ聖句自由吟味者の歴史の話になります。

この人々の活動を知ることが、すなわち、「キリスト教を正しく知ること」にほとんど重なるのです。


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だが、この活動方式の手がかりになる資料は、極端に少ないです。

自由吟味方式の教会が、権力の側に立った教団側から、抑圧され続けてきたからです。






権力者が、活力ある弱者集団を抑圧する強力な手段は、

書物の焚書も含めて、弱者側の言い分をすべて抹殺し、

自分の側の言い分を大量に流し続けることです。






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余談です。

これはいつの世にも繰り返される常套手段でして、

最近の我が国では、新潟県の泉田知事にたいしてなされています。

権力と金力に富む原発ムラが、新潟新報という地方新聞を使って、

知事が関わっていると想定した事件をかき立てた。

知事の反論を一切掲載せず、攻撃記事を書きまくり、

ついに、泉田氏を次期知事選挙出馬を撤回させるところまで,追い込みました。

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話を戻します。

自由吟味者は1200年間にわたってその目に遭ってきました。

だから、その活動を知らせる文献資料は非常に少ないのです。


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そうした少ない資料を用いて自由吟味者の歴史を書けば、

実際上、資料情報の言い換えになる面が多くなります。

そこで、そんなことしてるより、資料そのものを邦訳して示した方がいいではないか。

その方がコミュニケーションが効率的になるではないか、~等々と思案していました。




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このほど、それを試みる決心をいたしましたので、開始します。

資料の書名は暫定的に『バプテスト自由吟味者の道』と表記します。

著者や原著書名などは、機会を得て示していきましょう。

邦訳作業は、(訳者解説)を書くことから始まります。


(Vol,1 資料文献の邦訳で行こう  完)








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