鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

(緊急訴求!)「死んでおしまい」の拷問から子孫を守る

2019年06月04日 | 西洋を知る基督教再入門
 
 
 
(臨時版です)
 
 
「引きこもり中年」による事件が立て続けに起きています。

こいう事件は、まずはテレビが大きく扱って世論をリードします。

だが、NHKも含めたテレビ放送で発せられるコメントには目を覆うばかりです。


人間の根本的な心理的構造にあきれかえるほどに盲目なのです。

この報道自体が、この問題が含む病根を体現してしまっているのです。

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結論的なことから言うと、問題は次の思いから発しています。
すなわち~

「人間死んでおしまい」なら、人の全ての営みは、つまることろ、価値はない、無価値だ」

「だったら、オレはいま生きてても価値はない。他の人間も同じだ。いつ死んだって同じことだ・・・」

~この心理です。

 

<飢えの恐怖に変わって出現するもの>


敗戦後の日本の歴史は、「飢えへの怖れ」からの解放されたい、という思いに牽引されてきました。

高度成長政策の根底動因もそれでした。

飢えの恐怖がある間には、身体がもつ「生きよう」という欲求が、上記の人生哲学「死んでおしまいなら生きることは無価値だ」を圧倒してきました。

「腹が減る苦痛」の方が大きかったのです。



だが、国民の多くに“飢える”ことがなくなると、次に巨大な問題が現れます。

飢えの恐怖がなくなると、子供達は、「生きたって価値ない」という思いにまともに襲われるのです。

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肉体だけ見ていたら、「人間は必ず死んで消滅する」という知識は蓄積していきますよ。
「おじいちゃんも死んだ、お祖母ちゃんも死んだ、そしてもう帰ってこない」・・・それを幼少時から体験・観察するので、「死んでおしまい」の意識は自然に育つのです。

1980年代にすでに、子供達は、その「死」の意識に抑圧(depress)されるようになっていました。

 
 
 
<技術能力だけが突出した民族>

 

だが日本の大人はそのことに、鈍感でした。


その鈍感さは、驚異的でした。

日本人は、現世的な技術能力だけが異常に突出してる民族です。

だから、1868年の明治維新以来、瞬く間に西欧の科学技術、社会技術を模倣吸収し、列強に対抗する軍備を備えてしまいました。

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だがその反面、哲学能力の資質は驚異的に幼稚です。

だから大人は、子どもを襲う「死の抑鬱」を霊感出来ない。

そういう、「哲学のない」大人たちが、世の常識価値に気を紛らわしながら、心理的にはかろうじて生きてきた。

これが、戦後日本の歴史なのです。



 だが、飢え(身体的死の恐怖)のなくなった子どもたちの心理には、幼いときから「死んでおしまいなら人生無価値」という哲学が漠然と浸透してきています。

「世の常識価値」の追求などにごまかされない、紛らわさることのない虚無感が心を侵食しています。

 

この心理は「抑鬱」です。

日本でうつ病をいう、その「鬱」そのものです。



 
 
<抑鬱は拷問の苦しみ>

 

抑鬱の苦しみは、拷問の苦しみですよ。

身体的拷問も、究めると、爪の根元への痛みとか、身体の心奥部分の痛みを与えていくようになるでしょう。

抑鬱の苦しみは、心の根底での心奥の拷問です。

人の身体は「生きよう」という生来の志向を素直に持ったままです。

その根底的な思考を、「死んでおしまいだから生きても無価値」という意識が、上からじわじわと押さえつけるのです。

身体と違って、心奥のものには、人工的に工作を施すことが全く出来ません。

これは、拷問の極なのです。

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これに根底から対抗できるのは「人間死んでおしまいでない」という人間観のみです。

漠然とした気分としてなら、人間はそういう意識を持っていますよ。

だから、日本人も葬式をするし、位牌を家に飾ったり、墓石を作って拝んだりしてきています。

だが、それは「バクゼ~ン」なのです。

それでは力が無い。


 
力ある考えは~

 

「人は肉体と霊とからなっている」

「肉体は百年もすれば死んで消滅するが、霊はそれを抜け出して永続する」

~これを骨子とした、論理的に詳細で、理性も”しかと”納得するような、人間理論です。

 


<馬鹿にしているときではない>

そして、それを理性的に、詳細に教えてくれるのは、聖書という書物のみなのです。

こう言うと戦後の大人たちは、「宗教か」「鰯の頭も信仰か」「笑わせるな」といってきました。

だが、もうそんなこといってる時ではないのです。

 

この書物を大人達は、馬鹿にしないで、すなおに、率直に吟味検討すべきだ。

そうしないと、もう、日本は国民の心理から腐食し、崩れていくのです。

 

 

ただし、その気になっても、日本の教会には行かないことです。

残念ながら当面、日本の牧師さん達には、霊という要素に、正面からら取り組む度胸も、知力もないです。

で、もっぱら「愛、愛」と教えている。

確かに愛も聖書が教える大事な要素ですよ。

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だがいま必要なのは、聖書の教えのなかの、「人間構造論」です。

聖書は、その理論だけでなく、それが事実であると、人間が、奇跡(超自然的、霊的事象)で証明する方法をも教えています。

 奇跡は偉跡とも言い、その主要事象は病の「癒し」ですが、その力を得る方法も教えています。

(そして、それは実際にできます)


 
 
<救うのは会社人、役所人たち>

会社、役所ではたらく、あなたたち大人が、直接この解読に取り組むのです。

 

まず、一人でやります。

個人の聖書解釈自由の原則に立って、怖れずに吟味検討します。

そして同じ活動をする人々と、数人の小グループをつくって吟味会をします。

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「う~ん」なんて言ってるときではありませんよ。

これを始め、続けるしか、「引きこもり⇒凶暴化」の種を打破する道はないのです。

 

 

 
<本も知的充足だけで終わった>

筆者、鹿嶋は、その解読の手引き書を書いてきました。

膨大な聖書内容に途方に暮れることを避けるために、まず、一時的な手がかりになる、解読を書いてきました。

幸いにして、本にして出版してくれる出版社(編集者)も出ました。

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だが、読んだ人々は、それで一時の知的充足を得るだけでした。

それ以上の受け止め方は、しませんでした。

その結果、一時的に小さな流行本になった後、いまはみな、古本になってしまっています。

新潮社の『聖書の論理が世界を動かす』『誰もの聖書を読むために』『神とゴッドはどう違うか』などは、みなそうです。

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だが、人間の構造を図によってわかりやすく示した本も、中経出版さんは発刊してくれました。

『図解・聖書のことがよくわかる本』がそれです。

この会社は、その文庫本をも作成しました。

(いまは、株式会社KADOKAWAと合体しています)

タイトルは

『聖書が面白いほどわかる本』(中経の文庫)となっています。

こちらも、中古本しかありませんが、kindle版の電子ブックも出されています。

紙の本はどちらも中古本として、いまも、アマゾンで、少数ながら手に入る状態にあります。

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これを右手に、バイブルそのものを左手に、聖書の自由吟味に乗り出してください。

並行して解読者で小グループを組んでの吟味会をすれば、理解は倍加します。


 
<子孫を拷問から守るため>

「ひきこもり」はあなががた大人だけの問題ではありませんよ。

あなたの幼い子、孫が、このままでは、「死の抑圧(depression)」の拷問危機のもとでいきることになるのです。

この意識波動を受けたら、拷問され、ひきこもりになり、凶暴化するのです。

あなたがた夫妻も、恐ろしい家庭暴力の恐怖の中で生活することになるのです。

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「死んでおしまいなら、今死んだって同じことだ!」

「それはオレにだけではない。あの、スクールバスで通学している子供達にも同じことだ」

「彼らも、今死んだって同じことなのだ!」

この考えは、「人間死んでおしまい」の考えからは、ごく自然に出てくるものなのです。


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(追伸)

この(臨時版)には関連記事が、下記にあります。


 

タイトルは「イエス最大のプレゼントは永続確信」です。

そして、それに続く七つの記事が、そのまま下に向かって降順で読めるようになっています。

(永続確信1~7の記事です)

ご参照ください。
 
 

 
 
 
 

 
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