若者諸君、大変だ!
悪魔はエデンの園にやってくるんだ。
そして、アダムではなく、イブに働きかけるんだ。
「創造主が、“知識の木の実を食べるとあなたは死ぬ”と言われたそうだけど、そんなことありませんよ」
「本当は、あなたが創造主のように賢くなって、自分で善悪の判断ができるようになるんですよ」
「創造主は、それがいやなだけですよ・・・」
無垢なイブだ。
悪魔が刷り込んでくるイメージに対して、対抗するイメージ世界が心にない。
だんだん悪魔からのイメージが心の中でふくらんで、ついに、食べてしまう。
そして、これを夫のアダムにもあげると、アダムも食べてしまった。
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で、二人は創造主のように賢くなったか?
全然ならなかった。
つまり、だまされたんだね。
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だが、気がついても“後の祭り”。
とりかえしがつかない。
なぜかというと、ここで、「いのちの霊」を入れて創られたことが効いてくるんだ。
「いのちの霊」は、いのちエネルギーを充電できる、充電式乾電池だったよね。
「いのち」は、創造主から放射されてくるエネルギーだったよね。
乾電池は、常時少しずつ放電している。
はじめ充電度が100%であっても、放っておけば時とともに低下していく。
100%の完全充電状態にある中で、それを保つには、常時創造主に意識が向いていなければならない。そうして、創造主と意識が完全協和してなければならないんだ。
ところが、今回、悪魔に働きかけられて、創造主から意識をそらしてしまった。
その間、意識が創造主と協和状態でなくなった。
そうして霊が不完全充電になってしまった。
問題なのは、そうなると、もう完全充電に戻らない、ということだ。
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、なぜか?
これには前に紹介した~~
「霊は意識の本体」
~~といったことが効いてくるんだ。
創造主の意識の状態を「聖」という。
英語ではホーリー(holy)だね。
富士山の頂上で朝を迎えたときのような、すがすがしい意識といったらいいかな・・・。
創造主は、人間など被造物をしかったりもするけれども、その意識のベースはいつもホーリー。
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人間の意識もホーリーになりうる。
だがホーリーになる度合いは、その霊がいのちエネルギーでどれほど充電されているかで決まるんだ。
完全充電だと、完全ホーリーな意識が出てくる。
不完全充電だと、不完全ホーリーな意識が出てくる。
そして、不完全ホーリーだと、創造主の意識と完全協和しない。
すると、いのちエネルギーを吸収し充電する力も不完全になる。
だから、もう完全充電状態には戻らなくなってしまったんだね。
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ややこしいから、まとめるね。
要するに・・・
アダムとイブの霊は不完全充電になってしまった。
→ そのために、意識が、不完全ホーリーになってしまった。
→ その結果、充電力が不完全になってしまった。
→ だからもう、完全充電に戻らない。
~~~こういうことになってしまったんだね。
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