Sightsong

自縄自縛日記

すぐに過去形になる桜と三番瀬 Fujinon 35mmF2.8(M42)

2008-04-21 23:53:59 | 関東

富士フイルムがSTシリーズ用に生産していたフジノンレンズ群には独特の魅力がある。後のほうになると、EBCという銘が付く。エレクトロ・ビーム・コーティングの略である。レンズを覗き込むと、何だかとても写りそうな妄想が膨らんでいく。このEBC 35mmF2.8は、28mmF2.8や50mmF1.4に比べるとあまり話題にのぼらないが、発色もいいし、ボケも昔ながらの粉っぽい感じで気に入っている。

これをペンタックスSP500に付けて、ネガカラーを詰めて、新浦安から当代島のほうまで歩いた。猫実川の河口から見る三番瀬は、アクセスが悪く、汚い。牡蠣礁がある近くだが、近づけないし、あまり観察する気にもならない。自然による回復よりも、人間と共生するものとして、親水性を高めようと主張する三番瀬の市民団体がいることも頷ける。


新浦安の桜 PENTAX SP500、EBC Fujinon 35mmF2.8、富士Venus 400、プリント


新浦安の桜 PENTAX SP500、EBC Fujinon 35mmF2.8、富士Venus 400、プリント


猫実川河口の三番瀬 PENTAX SP500、EBC Fujinon 35mmF2.8、富士Venus 400、プリント


猫実川 PENTAX SP500、EBC Fujinon 35mmF2.8、富士Venus 400、プリント


解体 PENTAX SP500、EBC Fujinon 35mmF2.8、富士Venus 400、プリント


当代島のオート三輪 PENTAX SP500、EBC Fujinon 35mmF2.8、富士Venus 400、プリント