連休という感覚なく、浦安魚市場に行く。「えびの桑田」は、以前から取り壊していて、改装かと思っていたが市場から姿を消してしまった。良いお店だったので残念だが、行徳店は健在なのだろうか。野菜の「みずほの村市場」は、つくばから週末だけやってきている。ニラらしさを主張しているニラを買った。
夕食のおかずを何にしようかと悩みつつ何周もする。きんきは高いので断念した。それで結局、「泉銀」で、北海道のアカガレイと、国産の鯛の子を調達した。ロックバンド「漁港」の森田釣竿さんのお店だ。花かつおパックをおまけしてもらった。
大きな口が特徴的なアカガレイは、鱗とワタを「鯨太郎」さんに取ってもらった。家の料理本に従って、両面をグリルでこんがり焼いてから、酒、みりん、醤油を煮立てて、落し蓋をして煮付けた。旨かったが、柔らかくて身が崩れてしまった。幼児にも食べさせるので、骨をとるのに苦労した。今度は唐揚なんかが良いかもしれないとおもった。
鯛の子は、ちょうど産卵期なのか立派なものだった(鯛そのものは、産卵期を過ぎると味が落ちるというが)。これはだし汁、みりん、醤油で煮付けた。切ったところがはぜたようになって、さらりとした味だった。
浦安魚市場では、毎月第一日曜日に、竹炭と竹酢液を売っている。話したところ、「浦安炭焼同好会」が八千代市あたりで作っている。窯は自作し、最高で600度くらいになるそうだ。(なお、金属の加熱炉や焼き物の炉なんかでは千数百度にはなる。)
竹酢液、以前に薄めたもので鼻を洗うとアレルギー鼻炎に効いた。今回のは手作りで精製していないので飲めないようだが、洗うくらいいいだろうと思うことにする。消臭や園芸にも使えるとある。100倍以上に薄めないと使えない原液なので、当分使いでがありそうだ。妙に楽しみだったりして。