幕張の「9条世界会議」に行くことあたわず、それでは木更津に盤洲干潟を見に行こうかと思ったが、ヨシ原の残された小櫃川河口まで子どもを連れて行くのはとても大変なので、やめた。
それで、近場の西葛西にある動物園「行船公園・自然動物園」まで家族でずんごろずんごろと遊びに行った。ここは江戸川区が管理しているため無料であり、小ぶりながら、いろいろな動物がいる。特にプレーリードッグは、飼育を始めた数年前には結構話題になった。普段、動物を見ることがない幼児もあちこち指差しては何やら叫んでいた。
東京の東側や市川・浦安あたりに、ほかに安心して子どもを遊ばせられる公園があればいいのだが、実のところどこも今ひとつだ。公園についての最大の不満は、我が物顔で球技をしたり、犬を放したり、自転車をすっ飛ばしたり、という蛮行を許している点だ。モラルに期待できないので、そのような条件を満たす公園は、結局は有料の新宿御苑や、船橋市のアンデルセン公園なんかになってしまう。平気な人もいるのだろうが、やはり、子どもが駆け出すのをはらはらしないで見ていられるのは大事だと思うのだ。
行船公園・自然動物園は無料だが、自転車規制なんかもあって、わりに良いあり方だと感じる。プレーリードッグのほかにも、レッサーパンダ、ワラビー、クモザル、ハナグマ、羊、イグアナなんかがいて楽しい。