30℃のバンコクから、寒い東京を経て、すぐに氷点下の北京へ足を運んだ。たまには防寒対策でもしようかと、ユニクロでヒートテックの上下を準備しておいた。到着早々に着こんでみたが、いままでラクダにもパッチにも(同じか)無縁であったため、どうにも違和感が拭い去れなかった。
中国は春節直前、街は赤い提灯だらけだ。冬枯れの木にも赤い提灯の実がなっていた。
旨いという評判の「北京大董�斧鴨店」に行ってみた。北京ダック専門店に入るのはこれが三回目。日本では値段が怖くて食べたことがないが、中国ならそれなりである。削いだ皮に甜麺醤、砂糖、にんにくのタレなどをつけて、キュウリや生姜や葱と一緒に薄餅に包んで食べる。上品でまったく飽きない。
用事が終わって、フライトの前に、小籠包を目当てに「開封第一楼」で遅めの昼食を取った。全然高級店ではないからいちいち安い。蟹の小籠包や海老の小籠包を食べた。皮が厚く、穴が開いてスープがこぼれる心配はあまりない。たぽたぽの水風船のような小籠包とは違う。どっちのタイプが好きかと言われたら両方と答える。
蟹の小籠包
海老の小籠包
下の写真は、昨年11月に足を運んだ上海の「鼎泰豊」の小籠包。見るからに皮が薄く、熱いスープが揺れ動いている。
蟹の小籠包
上海蟹
●参照
○上海「泰康湯包館」の小籠包