ベトナム・ハノイから自動車で3時間半。ユネスコ世界遺産にも登録されているハロン湾は、トンキン湾北西部にある。
案内してくれた仕事仲間のベトナム人は、やはり、真っ先に、トンキン湾事件のことを口にした。1964年、トンキン湾において、米海軍艇が北ベトナム軍の攻撃を受けた。しかしこれは、関東軍による柳条湖事件、米国によるイラクの大量破壊兵器保有説などと同様、武力介入のための、米国による捏造であった。
残念ながら、この日は曇天。しかし、船に乗って湾内を周遊すると、次々に石灰岩の奇岩が現れた。ある岩の島に接岸し、なかの鍾乳洞を見学した。ベトナムの彼は、わたしの故郷・山口県にある秋芳洞に行ったことがあるとのことだった。自然の不思議。
沖縄の本部半島にも、同じような琉球石灰岩の熱帯カルストがある(>> リンク)。そこでは琉球セメントが石灰岩を採掘しているよ、というような話をしていたら、この近くの道沿いにもセメント・コンクリート製品が沢山あった。それはそうだ。
オーストラリア南西部のピナクルズには、もっと小さい石灰岩が砂の上ににょきにょきと立っている(>> リンク)。
ところで、昨年末に3年ぶりに本を上梓した自分へのご褒美として、ミノルタTC-1を入手し、はじめて使った。フィルム2本のうち、2コマに指先が写っていた(笑)。
船と野菜
船と下着
鍾乳洞
※写真はすべて Minolta TC-1、Fuji Superia 400
●石灰岩
○本部半島のカンヒザクラ(寒緋桜)と熱帯カルスト
○ピナクルズの奇岩群
●ベトナムの写真
○ハノイの文廟と美術館
○ハノイの街
○2012年6月、ハノイ
○2012年8月、ハノイ
○2012年6月、サパ
○2012年6月、ラオカイ
○2012年8月、ベトナム・イェンバイ省のとある町
○牛と茶畑