Sightsong

自縄自縛日記

2013年1月、ハロン湾

2013-01-24 23:05:20 | 東南アジア

ベトナム・ハノイから自動車で3時間半。ユネスコ世界遺産にも登録されているハロン湾は、トンキン湾北西部にある。

案内してくれた仕事仲間のベトナム人は、やはり、真っ先に、トンキン湾事件のことを口にした。1964年、トンキン湾において、米海軍艇が北ベトナム軍の攻撃を受けた。しかしこれは、関東軍による柳条湖事件、米国によるイラクの大量破壊兵器保有説などと同様、武力介入のための、米国による捏造であった。

残念ながら、この日は曇天。しかし、船に乗って湾内を周遊すると、次々に石灰岩の奇岩が現れた。ある岩の島に接岸し、なかの鍾乳洞を見学した。ベトナムの彼は、わたしの故郷・山口県にある秋芳洞に行ったことがあるとのことだった。自然の不思議。

沖縄の本部半島にも、同じような琉球石灰岩の熱帯カルストがある(>> リンク)。そこでは琉球セメントが石灰岩を採掘しているよ、というような話をしていたら、この近くの道沿いにもセメント・コンクリート製品が沢山あった。それはそうだ。

オーストラリア南西部のピナクルズには、もっと小さい石灰岩が砂の上ににょきにょきと立っている(>> リンク)。

ところで、昨年末に3年ぶりに本を上梓した自分へのご褒美として、ミノルタTC-1を入手し、はじめて使った。フィルム2本のうち、2コマに指先が写っていた(笑)。


もぎり


奇岩群



船と野菜


船と下着



鍾乳洞


看板

※写真はすべて Minolta TC-1、Fuji Superia 400

●石灰岩
本部半島のカンヒザクラ(寒緋桜)と熱帯カルスト
ピナクルズの奇岩群

●ベトナムの写真
ハノイの文廟と美術館
ハノイの街
2012年6月、ハノイ
2012年8月、ハノイ
2012年6月、サパ
2012年6月、ラオカイ
2012年8月、ベトナム・イェンバイ省のとある町
牛と茶畑