出かけたついでに、銀座三越で開かれている「ギンザステーショナリーフェスタ」を覗いてみた。
ここぞとばかりに、各社の万年筆を試し書き。なかでも、仙台の「大橋堂」の手作り万年筆には目を奪われた。ほとんどすべてがエボナイトの漆塗り。いやあ渋い。何か達成したときに、自分へのご褒美にしようなどと妄想した。
プラチナのブースでは、職人さんが調整テーブルの前に座っていたので、手持ちの「#3776 センチュリー ブルゴーニュ」のペン先を診てもらった(プラチナだけでなく、ペンクリニックだけのブースもある)。どうも書き出しがいまひとつだったのだが、やはり、インク滓が奥の方に詰まっていたらしい。治具を使って綺麗に清掃していただいて大満足。
●参照
○万年筆のペンクリニック
○行定勲『クローズド・ノート』(万年筆映画)
○鉄ペン