最近、就寝前にやたらと本田竹広『BOOGIE-BOGA-BOO』(Fun House、1995年)を聴いている。
本田竹広(fender rhodes)
Paul Jackson(b)
日野元彦(ds)
五十嵐一生(tp)
臼庭潤(ts)
今出宏(blues harp)
もう最初から最後までフェンダーローズが格好良い。管のアンサンブルの中で、管と同じ存在感でぶりぶりと音空間を切り拓いたり、微妙に震える電子音を基底音として音空間を支えたり。
本田竹広といえば、剛の者による優しいブルースという印象がある。いつだったかに観た、ケイコ・リーの歌伴はすばらしかった。
ここでもブルース魂が溢れてくる。特に、最後の「Water under the Bridge」での、ブルースハープとの共演は、お休み前にはちょっと感情過多で、何かいろいろと記憶の残滓が攻めてきて眠れなくなるのだった。(結局、そのまま意識を失うのではあるが・・・。)
このような、本田竹広のジャズファンク路線を聴くには、他に何がいいのかな。