休暇。新宿ピットイン(昼の部)に足を運び、纐纈雅代 Band of Eden を観た。
纐纈雅代 (as, ss)
石田幹雄 (p)
伊藤啓太 (b)
外山明 (ds)
纐纈さんはソプラノサックスから吹きはじめた。最初の浮遊するような感覚から、やがてエンジンがかかり始め、アルトサックスでは気持ちの良い鳴らしっぷり。ベンドも、管全体が不協和的な振動を起こすまで敢えて息を吹き込むのも、聴いていて快感。
迷うことなく強烈な音の数々を繰り出す石田さんのピアノ、奇妙なリズムの外山さんのドラムスも嬉しい。師匠の松風鉱一さんは、外山さんをグループに迎えた最初のライヴで、あまりのヘンなリズムに、ああもう解散だ!と思ったとか(内緒)。
一方でヘタウマな歌なんかもあって、どんな世界を見せてくれるのか、聴くほうの気持ちが定まらなかった(面白かったけど)。このグループの進化が楽しみなような気がする。
●参照
○秘宝感とblacksheep@新宿ピットイン(纐纈雅代参加)
○松風鉱一カルテット@新宿ピットイン(石田幹雄、外山明参加)
○石田幹雄トリオ『ターキッシュ・マンボ』
○渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(外山明参加)
○松風鉱一カルテット、ズミクロン50mm/f2(外山明参加)