Sightsong

自縄自縛日記

ギャレス・エドワーズ『ゴジラ』

2014-09-07 04:46:25 | 北米

香港からリヤドに向かう機内で、ギャレス・エドワーズ『ゴジラ』(2014年)を観る。

(悪い意味で)典型的なアメリカ映画である。軍人はヒロイックな使命感に満ちており、自己犠牲を厭わない。妻子が主人公を待って大変な目に遭い、最後に抱き合う。

ゴジラの造形にも違和感がある。あごがない。背びれのラインが三本。叫び声が違う。目が小さすぎる。そんなに強くない。人間の業を背負った雰囲気が皆無。

ああ、あほらし。