The Stoneから30分くらい歩き、Village Vanguardに到着。
Trio 3:
Oliver Lake (as)
Reggie Workman (b)
Andrew Cyrille (ds)
そんなわけで大変期待して臨んだライヴだった。何しろレジェンドが3人である。
しかし、結果から言えば期待外れだった。オリヴァー・レイクのどこかが詰まっているようなアルトは思った通りの音だが、それ以上に内奥を抉るようなものではなかった。レジー・ワークマンのベースも、自身のグループにおいて同時にいろいろの音を出して音楽をドライヴする様子を思わせる瞬間も無くはなかったが、それだけ。最近のトリオ3がピアノを入れていることには理由があった、のである。
アンドリュー・シリルが昨年同様キレキレのドラムスを聴かせてくれたのは嬉しかった。
●参照
トリオ3+ジェイソン・モラン『Refraction - Breakin' Glass』
ビル・マッケンリー+アンドリュー・シリル@Village Vanguard
US FREE 『Fish Stories』(シリル参加)
アンドリュー・シリル『Duology』
アンドリュー・シリル+グレッグ・オズビー『Low Blue Flame』
アンドリュー・シリル『Special People』
ビリー・バング+サン・ラ『A Tribute to Stuff Smith』(シリル参加)
レジー・ワークマン『Summit Conference』、『Cerebral Caverns』
『苦悩の人々』再演(レイク参加)
ワールド・サキソフォン・カルテット『Yes We Can』(レイク参加)