Sightsong

自縄自縛日記

渚ようこ『渚ストラット』

2018-08-25 10:49:01 | ポップス

渚ようこ『渚ストラット』(Sound・Of・Elegance、-2016年)を聴く。

渚ようこ (vo)
花園臨界実験所:
たけやん(鍵盤屋)(org, p)
ベンジャミン・オイカワ (g)
的場慎太郎 (b)
長谷革ナオヤ (ds)

そうか、渚ようこは幻の名盤解放同盟のファンなんだな。いきなり「新小岩から亀戸へ」、それから「カモネギ音頭」。山崎春美が作詞の「ガセネタの荒野」、最後は阿久悠の「津軽海峡冬景色」と「哀愁のロカビリアン」。渚ようこの場末感ある歌声も最高だし、ギターもオルガンも暴れていて最高。

また新宿ゴールデン街の汀に行こうかな。11月30日・四谷区民ホールのリサイタルも興味津々。

●渚ようこ
新宿ゴールデン街、歌舞伎町のナルシス(2017年)
渚ようこ『あなたにあげる歌謡曲』、若松孝二『天使の恍惚』(1971年、2005年)


広瀬淳二『No-Instrument Air Noise』

2018-08-25 09:39:37 | アヴァンギャルド・ジャズ

広瀬淳二『No-Instrument Air Noise』(Hitorri、2017年)を聴く。

Junji Hirose 広瀬淳二 (no-instrumental air noise)

タイトル通り、ここで広瀬氏は楽器を使っていない。自作楽器でもない。エアコンプレッサーから噴出されるエアをマイクに当てることによるサウンドである。1曲目はマイク1本、2曲目はマイク2本。

企てが轟音の中に隠れていく過程を追体験していると、確たる理屈なく精神の自由を得るような気がしてくる。そういえば、クラリネットのエリザベス・ミラーさんがこのサウンドのことを実に愉しそうに話していた。

●広瀬淳二
ブライアン・アレン+広瀬淳二+ダレン・ムーア@Ftarri(2018年)
ロジャー・ターナー+広瀬淳二+内橋和久@公園通りクラシックス(2017年)
クリス・ピッツィオコス+吉田達也+広瀬淳二+JOJO広重+スガダイロー@秋葉原GOODMAN(2017年)
広瀬淳二+今井和雄@なってるハウス(2017年)
広瀬淳二+中村としまる+ダレン・ムーア@Ftarri(2017年)
広瀬淳二+今井和雄+齋藤徹+ジャック・ディミエール@Ftarri(2016年)
広瀬淳二『SSI-5』(2014年)
広瀬淳二+大沼志朗@七針(2012年)
広瀬淳二『the elements』(2009-10年)