日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2007年11月2日 塩ビール

2007-11-05 21:36:16 | 食べ物・飲み物
 11月の声を聞いた途端、体調がおかしくなった。くしゃみと鼻水が止まらん。カゼかしらね…会社で同僚に「カゼっぽいんだけど、今晩なに食べたら良いかな?」と訊いてみたところ、しょうが焼きとかの返事の他に「ビールに塩入れて飲む」とあって驚愕した!

私「し、塩!?なんで?」
A「何でか知りません、ビールに少し塩入れて飲むと効きます」
B「ミネラル分補給でもするんじゃないですかねー?」
私「マジか?聞いた事ないよ…酒飲むと鼻つまってダメなんじゃ…」
A「でも効きます」

 体調は好転せず、本日は会社休業日なのだが家で静養、物は試しに寝る前にビール(もどき)を飲んでみる。ミネラル云々が本当であれば、精製塩より自然塩の方が良いであろう。どれくらい入れるんだろう?小さじ一杯じゃ多すぎるな…適当にパラパラ振る。溶けない。ステアする。あわわわ泡。

 …すんごくマズい(泣)

 塩の甘み(塩辛さ以外の部分)がビール(もどき)の旨みと混ざって全体の味を著しくスポイルしてる。そしてステアすれども底の方は塩分が濃く。たまらん。缶の残りを注ぎ強引に流し込んだが、果たして効果はあるのやら。血圧が上がるだけのような気がする。うげー。
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青柳恵介 「風の男 白州次郎」(新潮文庫)

2007-11-05 06:19:01 | 本・映画・展覧会
 どういうタイミングなのだか何かの拍子だか、それまでさほど注目されていなかった過去の人物が突然脚光を浴び、伝記本や語録などが刊行される「ブーム」が起きることがある。この人もそんな感じ、少し前にもてはやされた感がある。それはどうしてだろうか?今頃に読んで考えるのもおかしな話だが。すみませ
ん、「シラス、フー?」だったもので。

 明治35年生まれ、昭和60年没。第二次大戦前後を生き、「昭和の鞍馬天狗」的活躍をした人。そう書くと何だかフィクサー的だが、実際には何だか颯爽と時代を駆け抜けた人らしい。元々の家柄の良さからか、ドロドロしたもの、意地汚さを持たず至極あっさりした、それでいて強靭な意思と主張を秘めた人。本書を読む限りはそのように映る。

 昔の人は偉かった、そういう嘆きを聞くこともしばしばある昨今。例えば明治維新に尽くした人々。戦後の復興期に活躍した人々。高度成長期に汗した人々。時代が違うとひと括りに片付けられることなのか、今は「成功者」は居ても「人格者」が居ないのではないか。だから「堕ちた偶像」が続出する。そんなことを思わずに居られない読後だった。

 2007年11月2日 自宅にて読了
コメント (2)
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