JALグループの搭乗者であれば、機内誌に書かれた浅田次郎のエッセイを読まれたことがあるのではないか。そのエッセイをまとめた本が刊行された。
何だか最近は毎月のように乗っているのであらかた読んでいるのではないかとも思うのだが(笑)そこはそれ、1冊の本にまとまった形で接してみると、不思議なもので多少なりとも印象は違うものだ。幸い読んでいないストーリーもあるし、買ってムダに思えたと言うことはない。
ユーモラスなネタも楽しいが、やはり著者が旅先で深く感じたこと、思ったことを書いた編が読んでいて印象に残る。手放しで著者のファンになる気はない私だが、さすが物書きと思わせるに十分な、読み応えのある作品群だった。
機内誌での連載はまだ続いているので、そのうち「続・つばさよつばさ」が出ることであろう。その時もきっと買おうと思う。
2007年11月3日 自宅にて読了
何だか最近は毎月のように乗っているのであらかた読んでいるのではないかとも思うのだが(笑)そこはそれ、1冊の本にまとまった形で接してみると、不思議なもので多少なりとも印象は違うものだ。幸い読んでいないストーリーもあるし、買ってムダに思えたと言うことはない。
ユーモラスなネタも楽しいが、やはり著者が旅先で深く感じたこと、思ったことを書いた編が読んでいて印象に残る。手放しで著者のファンになる気はない私だが、さすが物書きと思わせるに十分な、読み応えのある作品群だった。
機内誌での連載はまだ続いているので、そのうち「続・つばさよつばさ」が出ることであろう。その時もきっと買おうと思う。
2007年11月3日 自宅にて読了