日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

森沢明夫 「海を抱いたビー玉」(山海堂)

2007-11-07 21:38:23 | 本・映画・展覧会
 ボンネットバスには不思議な魅力がある。いや、バスだけではなくトラックも然り、鉄道だって「こだま」型とか古き良きヨーロッパのTEE特急車両とか。「顔」が明確な主張をしているのが人を惹き付けるのかなぁ。

 この本は、瀬戸内海の大三島で働いていた1台のものがたり。現役~リタイヤそして倉庫~奇跡のレストア~遠く離れた雪国への嫁入りと、ただしレポートではなく幾人かの登場人物(バス含む)の手記みたいな形を組み合わせている。先入観なしで読めば美談といって良い。

 が、つい先日、この物語(ほぼ実話)の鍵を握る「福山自動車時計博物館」を訪問し見た印象は、この物語ほど素晴らしいものではなかった。そのため、物語を美化しすぎているなぁと胡散臭さを感じてしまう。それは本作に描かれる博物館館長の思い入れとポリシーと、現地の展示物あるいは所有物の扱いがどうも一致しないからだ。そう言っては失礼なのかもしれないが…(2007年9月23日の項参照)。

 もっと素直に読めれば幸せだったね。


追記
 私の愛車1号車は福山市のオーナーから譲り受けたものだが、実はこの博物館入りの話が出たことがあるらしい。元のオーナーとこちらの館長との話合いが不調で結局その話は流れ、私の手元にやってきた。妙な因縁を感じずには居られない。来年、車齢30歳の記念に福山まで走ろうと思っている。

 2007年11月4日 自宅にて読了
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2007年11月4日 蟄居

2007-11-07 06:18:19 | ノンジャンル
 10月の3連休に続いてこの3連休(弊社限定?)も結局、家にへばり付く有様になってしまいました。ふぇ~ん。やっぱムリが効かないトシになってるんでしょうかねぇ。普段6時間程度しか寝ないのが昼寝合わせて10時間以上寝てるのですから、やはり具合が悪いんでしょう。いや、精神的に疲労が溜まってるに違いないw


 休日に部屋に居ると、部屋の中を見回す。

 部屋の中を見回すと、そのつど記憶から消えていた雑誌やパンフレットが出てくる。ごくごく稀にお札も(爆)。

 今回も「あれ?こんな入れ物に雑誌が…」2年ほど前の号。確かに買った記憶がある。でも読んだ記憶は無い。で、知識整理を兼ねて読みながら捨てていく…厚さ10cmほど部屋が片付きました。が、元々が入れ物に入ってたので、その入れ物を片付けない限り部屋のスペースが広くなるわけではないのだな。継続は力なり、少しずつ減らせば新しく本を買うスペースが…賽の河原(笑)

 先月「テレビデオ」を処分したのでまた部屋が空きました。CDをMP3化してしまえばミニコンポも処分できるのだが、さてどれだけ時間がかかるのだろう。外付けHDDもできたことだし、iTuneか何かで取り組んでみようか。MP3プレーヤー代わりの携帯を買うのが先かな。

 ベッドとフロアスタンドだけ、隅には観葉植物。なーんて洒落た部屋は遠い。

 ちなみに今回、どこからもお札は出てきませんでした(泣)。
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