2012年6月2日 【旅行】スーツケース小工作

　振り返れば５月の土曜日は総て外泊でした。今日は家にいよう…午前中かけて４月以降の旅行チケットや写真展ハガキのアルバム整理。あ、万札が出てきた♪

　ちょっとスッキリしたところで、少し前から材料仕込んでそのままだった小工作(?)を。最近フツーに駅で見かけるようになった軽量スーツケース、似たようなものが多いため、他との識別用のステッカー貼り付け。

　最初に考えたとき、例えばクルマのパーツメーカーとか、エアラインとか、或いはどこか旅先のとか、そういうステッカーを貼るのが何となくイヤだったので(前のは全面的にベタベタ貼りまくって強烈に差別化していた)どうしたものかと考えていたのです。それが、駅で通勤電車を見た瞬間に閃いた、コレだ！最近の電車は殆どがステンレス車体にカラーフィルムでラインが入ってますよね、アレ。

　最初は「成田エクスプレス」と「日本」をイメージして白＋赤にしようと思ったのですが、どうも銀色のケースとのマッチングが良くない。では次に「快速エアポート」の横須賀線色(ダークブルー＋クリーム)を考えたのですが、そこら辺の店では扱っておらず専門店へ行くと高くつく。単色ではつまらない。と言うわけで、ツートンかつ安い材料のあった「東海道・湘南新宿ラインカラー」(明るめのオレンジ＋グリーン)に決定。

　中性洗剤でケースの表面を拭いて、剥がれにくいようポリカの凹凸を利用した位置で貼ります。大小２つのケース、全然凹凸の入り方が違う余計に大変。ですのでツートンの分け目はオリジナルの車輌の比率とは合っていません(って書いておかないと突っ込まれそうなので・笑)。昨年、石巻にドライヤーを寄付しちゃったので暖めて伸ばせず、ちょっと苦労しました。気泡はカッターの先でフィルムに穴を開けて追い出し。

　まぁ何とか貼れ、早速SNSで披露したら「横に並べて連結してるように見せぃ」と言う指示が飛んできたのでやってみました…偶然ですが、まぁまぁラインの高さが揃いました。こうなるとレタリングシート買ってきてクハだのモハだの入れたく…なりませんよ(笑)。

　３軒目で見つけたシート、お兄ちゃんが切るのに失敗した(少し曲がった)分もくれて、２個分貼れて材料費は200円足らず！近くで見ると不細工ですが、まぁまぁ満足です。でも１,２回預けたら剥がれて出てくる気がしますね。

【本】落合信彦著 「モサド、その真実－世界最強のイスラレル諜報機関」(集英社文庫)

　諜報機関ものが続きます。どうもね、日本の外交のヘタレぶりを見ると他の国が気になっちゃって。

　真実がベールに包まれたままと思われるイスラエルのモサド、その元トップであるイサー・ハレル、メイアー・アミット、それに凄腕エージェントのウルフガング・ロッツらとのインタビューを行い、その内容を含むモサドの成り立ちや位置づけ、「作戦」の内容などが記されており、実に興味深い。

　当然、作戦の詳細な部分は明かされていないだろうし、本書には書ききれないまだまだ山ほどの秘密が存在するであろうことは想像に難くない。だが、一端ではあっても、ベールがめくられているのであれば覗いてみたいと思わないか？思う人にはお勧めの一冊である。

　けっこう古い本なのだが、その後モサドは変わったのか？IT化ハイテク化が進んでも結局のところは人的ネットワークでしか得られない情報が重要なのは変わりないのではないか？そんな気がする。

　落合信彦ってスゲー実力のジャーナリストで、そのあと「実はハッタリなんじゃない？」って思って、でも本書を読むと超大物ときちんとインタビューできてるんでやっぱりスゲー人なんでしょうか。

　2012年5月17日　出張先・三島市内のホテルにて読了