2012年6月7日 【クルマ】どうにも気になるご近所の

　家の直ぐ前には駐車場があって、永年住んでると色々なクルマが入れ替わっています。さすがに引っ越して来た時と同じクルマなんていないですねぇ…

　そんな中、少し前から全く動いてない一台。割と若い夫婦が乗ってたと思うんだけど、どうしちゃたんだろう…タイヤの空気は抜けて傾き、最近では白い車体に苔みたいな汚れが目立ってきました。完全に放置状態。駐車場代だって馬鹿にならないと思うのですが。

　クルマに乗れる状態ではなく、その処分にすら手が回らない状況ってどんなんだろう？夜逃げでもしちゃったのかな？それとも離婚？あるいは事故に遭ったとか…他所の家の事ながら気になります。これが趣味の部品取りのクルマって言うなら分からないでもないけど、せいぜい10年ちょっと前のクルマだし、以前は普通に動いているのを見ているだけに。

　好きな車種ではないけれど、まだ十分に乗れて、或いは輸出業者なら間違いなく買い取ってくれる車種で、BBSのアルミも付いてて、それが朽ちてゆくさまを見るのはちょっと悲しいです。いっそ「成仏」させてあげた方がクルマも浮かばれると思うのですけれど…なるべく見ないようにしたいんですが、これがまた目立つところなんで。

　早くどうにかならないかなぁ。

【本】大泉啓一郎著 「消費するアジア ～新興国市場の可能性と不安」(中公新書)

　思い込みとは恐ろしい。目から鱗とは良く言ったものだ。本書を読んで感じたことである。

　誰しもが、日本が少子＆高齢化していることを知っているであろう。そして、それに伴う需要減少を補うため、人口の伸び・需要増加の著しいアジア市場を目指すべきだという意見に同調するであろう。その後半部分がウソだったら！？そんな衝撃的なテーマから本書は始まる。

　要は、我々が「若く消費意欲が旺盛かつこれからますます増加の一途を辿る」国々も、実は高齢化が進んでいる構図は日本と時間軸のずれがあるだけで大差はないのだと言うのである。ウソじゃないよ、ちゃんと統計もあるよ。さぁ困ったでは日本を始め世界の産業はこれからどこに需要の市場を求めれば良いのか。

　…と言う話の肉付けとして、「東京と地方」と同様、各国に見られる「メガ都市と地方農村」の構図、賃金やインフラ整備の問題が挙げられる。言われてみればごもっとも、実例で挙げられているタイのバンコク対イサーン(東北農村部)の格差は、数年前の「赤シャツvs黄シャツ」騒乱で現実化した。

　そういう状況にあって日本はどうすべきか。アジア諸国でいち早く少子＆高齢化を迎えた日本ならではの経験と技術を活かした産業をと著者は主張する。各論がないため少々薄っぺらな印象を受けるが、問題提起に留まらない点は評価できるでしょう。

　ちょっと面白いけどマジメに考えると背筋が寒くなる本です。

　2012年5月30日　通勤電車車中にて読了

2012年6月6日 【音楽】宅飲み＆遠隔セッション♪

　今日は横浜のお店で知り合った方のお宅にお邪魔し、手料理をふるまって頂きました！ギターが上手い人は料理も美味い！手先指先の器用さがモノを言うからでしょうか。

　音楽つながり故、ただ飲み食いするだけでは収まりません。Skypeで繋がった家主のご友人と、東京湾を隔ててセッション(笑)。インターネットの通信速度に依存しますが、お遊びでやる程度なら出来ない事はありませんでした。あとは交替でプレイする「歌合戦」スタイル。これはオモシロイ！

　自分の弾けるバリエーションの少なさを痛感する結果となりましたが楽しい夜でした。モーリスS-107欲しいな～(謎)