日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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(Live) Labolacca

2014-06-09 21:33:41 | 音楽、ギター、カラオケ
 田島紘海(g)、水谷洋(dr)、尾中勇太(sax)、中村有花(key)、クボタクニユキ(b)

 行きつけの楽器屋さんのご縁で誘われ、初めての店でのライブに行ったよ。「ポストロック、ファンク、クロスオーヴァー、ジャズ等を盛り込んだインストバンド」だそうです。インストでこういうジャンルなら、聴いてみる価値あるよね。

 開演時刻ギリギリに行ったら満席で立ち聴きになっちゃった。フロントがサックスとギター、音は小さめ柔らかめで、フュージョンって言うよりスムーズジャズって雰囲気。もしくはクロスオーヴァー。変拍子などのクセもなく、リラックスして楽しめる曲ばかりで心地よい。

 ドラムに関して言えば、柔らかなバスドラ、スネアのゴースト、ライドのカップショットがとても参考になった。クラッシュが心地よいシャリーンって鳴りだと思ったらPaisteでした、道理で。あの音ホント好みだわぁ。

 お店に関して言えば、行き易いロケーションなんだけど細長い店内の一番奥にステージがあり、ちゃんと聴きたい人が居られるエリアが狭いのが難点。料理やお酒の酒類があり割とリーズナブルなんで、早めに入店して場所を確保できるなら良い店っぽいです。

 2014年6月4日 川崎・Teen Spiritsにて
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【本】井上ひさし著 「空き缶ユートピア」

2014-06-09 06:03:19 | 本・映画・展覧会
 たまたま何かでタイトルを目にして、図書館で借りようと思ったら所蔵がなかった。大先生の文庫本なのに珍しいな。なので古本を購入読み終わったら寄贈です。

 矢切の渡しに近い所にあるとあるアパート、そこは住人たちが手持ちのお金を大きな「空き缶」に入れ、必要な人は必要なだけ取って使ってよく、広くはないが皆が平等に仲良く暮らす「ユートピア」だった…と言うのは外向けのポーズ、その裏で住人達は一攫千金を目論み、大胆不敵な犯罪にのめり込んでいった…。

 まず書き方が脚本調なのに戸惑う。背景や効果音が書かれ、台詞はト書き。「遅筆堂」の名をとったセンセイらしい?途中で投げ出しちゃうかなと思ったが次第に引き込まれ読み通せた。そして結末。具体的にどうなるかは解らないが、たぶんこういう方向に落ち着くだろうと思っていた通りだった。まぁそうだよねって。

 それで、住人たちの生活を通じて(この物語を通じて)作者が何を訴えたかったのか。そこの解釈はどうすべきだろう。読者それぞれなんだろうなぁ。ユートピアの解釈は人それぞれだろうから。

 2014年6月4日 通勤電車にて読了
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