日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】小野寺時夫著 「人は死ぬとき何を後悔するのか」(宝島社新書)

2014-06-12 08:00:22 | 本・映画・展覧会
 幸い健在な両親も80になるし、そろそろ自分も突然死とか用心に越したことはないし、死を迎える心構えについて考えてみたりする。確率論から言えば、それより介護に関する本でも読め、なんだろうけど。

 ホスピス医である著者の、自身の妻の最期の時の話を含め、死期を迎えた、死を看取った人々の例を多数挙げながら「どういう心持ちの人がどういう最期を迎えるか」紹介すると同時に、看護や看取り、さらには普段の生活態度について「いかに思いや悔いを残さず最期の時を迎えるか」について自説を述べている。また終末医療やガンの治療方針についても述べられ、へぇそういうものかと思う所見もあった。

 もちろん一つだけの正解などなかろうが、間違いなく言えることは「元気なうちにやりたい事に打ち込んだ方が良い」らしいこと、大いにわが意を得たり。(そこだけかい!)

 2014年6月2日 通勤電車にて読了
コメント
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