日々のつれづれ(5代目)

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2017年6月11日 【旅行】北陸のジョイフルトレインで酒肴ざんまい(3)

2017-06-22 06:38:45 | 旅行・ハイク&ウォーク
 朝風呂&朝食を終え比較的のんびりチェックアウト。「はくたか558号」に一駅だけ乗って新高岡へ。昨年の開業時には素通りしてしまいましたが、見事な田舎駅です。以前からあった在来線との交点に駅を造った例は幾つもありますが、在来線側が無人駅ってすごい。高岡から回送でやって来ると思った本日のメインディッシュ・「ベル・モンターニュ・エ・メール(通称べるもんた)1号」は城端方から来て乗客を載せ発車、ちょっと出発の風情に欠けました。高岡では到着した城端線ホームより、旧北陸本線のあいの風とやま鉄道を乗り越える形で氷見線ホームへ移動。全員着席と言う条件付で入れ替え中の列車への乗車が認可されたのだそうです。

 「べるもんた」はダークグリーンに金ラインの装いですが1両運転です。定員39名、運転区間が短いためか普通列車で安いため指定券確保は大変。乗って驚いたのは車両端部に冷蔵ケースがあってそこに箱入りながら寿司ネタが置かれ、職人さんが乗車していたこと。ここで安い「ほろ酔いセット」を頼んだことを後悔しました。とは言え握りが始まったのは高岡駅を発車してからで、氷見までは50分程度しかありません。和服のアテンダントが配って回っていましたが、ちょっと時間に余裕がなくお酒をお代わりできませんでした。収益への貢献も考え、新高岡→城端→氷見といったUターン形式での運転か、他線区での運転をして乗車時間をあと30分程度は延ばして欲しく思いました。前日の天気とはうって変わった快晴で、氷見線のウリである富山湾越しの立山連峰はくっきり見え、過去数回乗った中でも一番の眺めでした。ボランティアガイドのおばあちゃんが乗ってたけどひどかったので省略します。

 氷見駅に着くとすぐ、道の駅を兼ねた「ひみ番屋街」までのバス(市内ループ)が出ます。「べるもんた」乗客はこれの1日乗車券が無料!ありがたく乗車し、番屋街で「ひみうどん」を。平らで細く、ちょっと稲庭うどんを連想しました。番屋街から何時の間にか運行されるようになっていた「ぶりカニバス」で新湊きっときと市場へ。市場内の魚屋で干物を買い焼いて貰い、ご飯と味噌汁をつけて昼食です。別の店で地酒ワンカップを購入しました。ちょっと長いインターバルののち再び「ぶりカニバス」で新湊大橋を渡って富山駅へ、「かがやき510号」で一気に帰京しました。

 北陸新幹線開業が契機なのでしょうが現地のパンフレットや交通機関の運行が飛躍的に改善され、今回旅したエリアはずっと魅力的に映るようになりました。
(おわり)
コメント
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