ここのところJAL(日本航空)の破綻から再生に至る本をあれこれ読んでいます。再生も一段落し、株式は再上場を果たし新規路線を開設したり抑えられていた設備投資もできるようになりめでたしめでたし…本当にそうなんだろうかと思うからです。はっきり言えば、危機を脱し破綻から何年も経ち社員の危機感緊張感を緩んでいるなと思わされることが多々あるためです。
本書の内容は概ね良いことばかり。お客様対応の最前線・グラウンドスタッフ特にグラホと呼ばれる(た)方々に焦点を当てており、その対応の大変さは容易に想像つくことから、興味深い内容であることは間違いない。
なんですが、いち旅客としては、本書で紹介されたさまざまなイレギュラー対応より、もっとベーシックな部分での対応レベルの底上げを図って貰いたい。一番感じるのは国際線乗継カウンターでのチェックイン知識のなさ。イレギュラー運航でもなければ複数航空券のジョイントでもない、1件の予約の処理にどんだけ時間かかってるんですかアナタ方…みたいな(笑)。
そうは言っても、JALの(たぶんANAも)窓口係員の乗客への対応は世界的に見れば十ニ分に親切だと思います。コストかけて、LCCと差別化を図れるところでもある。その日本的なやり方がどこまで通用するか判らないけど、ぜひ頑張り続けて頂きたい。定収入がある間は、利用し続けたいと思っています。年金生活になったらLCCどころか夜行バスに乗れるかどうかも判らんね!
2018年5月27日 JL201便(羽田→中部)機内にて読了
本書の内容は概ね良いことばかり。お客様対応の最前線・グラウンドスタッフ特にグラホと呼ばれる(た)方々に焦点を当てており、その対応の大変さは容易に想像つくことから、興味深い内容であることは間違いない。
なんですが、いち旅客としては、本書で紹介されたさまざまなイレギュラー対応より、もっとベーシックな部分での対応レベルの底上げを図って貰いたい。一番感じるのは国際線乗継カウンターでのチェックイン知識のなさ。イレギュラー運航でもなければ複数航空券のジョイントでもない、1件の予約の処理にどんだけ時間かかってるんですかアナタ方…みたいな(笑)。
そうは言っても、JALの(たぶんANAも)窓口係員の乗客への対応は世界的に見れば十ニ分に親切だと思います。コストかけて、LCCと差別化を図れるところでもある。その日本的なやり方がどこまで通用するか判らないけど、ぜひ頑張り続けて頂きたい。定収入がある間は、利用し続けたいと思っています。年金生活になったらLCCどころか夜行バスに乗れるかどうかも判らんね!
2018年5月27日 JL201便(羽田→中部)機内にて読了