日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】上阪 徹著 「JALの心づかい グランドスタッフが実践する究極のサービス」(河出書房新社)

2018-06-18 20:04:07 | 本・映画・展覧会
 ここのところJAL(日本航空)の破綻から再生に至る本をあれこれ読んでいます。再生も一段落し、株式は再上場を果たし新規路線を開設したり抑えられていた設備投資もできるようになりめでたしめでたし…本当にそうなんだろうかと思うからです。はっきり言えば、危機を脱し破綻から何年も経ち社員の危機感緊張感を緩んでいるなと思わされることが多々あるためです。

 本書の内容は概ね良いことばかり。お客様対応の最前線・グラウンドスタッフ特にグラホと呼ばれる(た)方々に焦点を当てており、その対応の大変さは容易に想像つくことから、興味深い内容であることは間違いない。

 なんですが、いち旅客としては、本書で紹介されたさまざまなイレギュラー対応より、もっとベーシックな部分での対応レベルの底上げを図って貰いたい。一番感じるのは国際線乗継カウンターでのチェックイン知識のなさ。イレギュラー運航でもなければ複数航空券のジョイントでもない、1件の予約の処理にどんだけ時間かかってるんですかアナタ方…みたいな(笑)。

 そうは言っても、JALの(たぶんANAも)窓口係員の乗客への対応は世界的に見れば十ニ分に親切だと思います。コストかけて、LCCと差別化を図れるところでもある。その日本的なやり方がどこまで通用するか判らないけど、ぜひ頑張り続けて頂きたい。定収入がある間は、利用し続けたいと思っています。年金生活になったらLCCどころか夜行バスに乗れるかどうかも判らんね!

 2018年5月27日 JL201便(羽田→中部)機内にて読了
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2018年5月27日 【旅行】名古屋でバスと鉄道を満喫

2018-06-18 06:46:22 | 旅行・ハイク&ウォーク
 名古屋で夜にライブがあるので、早めに行って懸案の片付けをすることにした。JL201便(JA310J:737-800)でセントレアへ、出発に手間取ったが40分で到着。

 本日最初の目当ては、セントレアから金城埠頭へ運行されるようになったバスへの乗車。JR東海バスの運行で、近距離輸送ながら高速バス用の二階建てバス(ふそうエアロキング)、たまに「ドリーム号」に乗ることはあっても夜行で前面カーテンは閉められているし、昼行のハイウェイバスに乗ることはない。なので二階建て前面展望があるのは貴重。ネットで見る限り利用は低調のようなので、なくなってしまう前に乗っておこうと。

 空港内の観光案内所で「あおなみ線」とのセットきっぷ(pdf)を購入。一番に乗車し2階最前列を確保。横3席のゆったり仕様なのは嬉しいが、シート倒すと足は伸ばせないことを再確認。夜行で乗るときは最前列を予約しちゃダメだ。走り出してみると思いのほかピッチングが激しく、その点でも最前列は避けるべき。しかし眺めは期待通りに素晴らしく、大いに楽しめた。あおなみ線の金城埠頭駅前ロータリーに終着、この日は10名ほどの乗客だったが殆どが家族連れだった。

 到着した金城埠頭でお目当てその2、最初の訪問から展示車両や展示内容に変化のあったらしいリニア・鉄道館見学。レゴランド?そんなものは知らん(笑)。東海道新幹線に関する企画展をやっており、その一環で0系前頭覆を外し連結器を出す実演をしていた(写真)のが収穫。展示車両も一通り見て懐かしかったが、どうも車両の復元レベルや展示説明が気に入らない。登場の時代背景や設計思想、展示車の車歴説明などが殆どなく不満。これだけの収蔵品が生かされておらず勿体無い。

 あおなみ線に乗車し、ささじまライブで下車してライブ会場へ。終演時刻が読めないため帰りは新幹線、ホームに上がった時に停まっていた「のぞみ」に飛び乗ったが珍しく700系だった。
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