日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】和田 洋著 「客車の迷宮」(交通新聞社)

2018-06-27 20:17:27 | 本・映画・展覧会
 日本では観光列車用として残るだけで、日常の営業車両としては絶滅したと言って良い客車。モーターやエンジンを持たず、機関車に引っ張られて走る車両のことです念のため。

 その客車について述べられ、それを実感を持って受け入れられるのは精々40歳から上の世代ではないか。あとは知っていても記憶か、観光列車としてであろう。幸い自分は、いわゆる旧型客車末期が活躍していた時代に間に合った。

 本書は、客車の楽しみ方~量産品でありながら細かく仕様が違ったり、台車の振替えによる形式の変更があったり、1両単位で貸し出され全国を走り回ったり~について、著者撮影を中心とした多くの写真を添えて書かれている。もちろん基本的な形式解説、形式名の付与基準なども抜かりない。

 良くも悪くも魑魅魍魎だった旧型客車は、10系20系客車以降は整然と整理された車両群となっていった。そうでなければ大量輸送時代に適応できなかったのだから当然、それまでが勝手過ぎたと思う半面、没個性化を残念とも思う。

 確かに自分が旅に出始めた頃は編成の1両1両を確かめ、車内の明るさや座席のモケットなど、混み具合だけでなく判断基準として居場所を決めたことがあったな。そういう経験をお持ちの方には興味深い1冊であること請け合いである。

 2018年6月6日 通勤電車にて読了
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2018年6月10日 【PC】ネガフィルムがスキャンされてきた

2018-06-27 06:58:25 | PC&デジ物、ホームページ
 昨年11月に依頼したネガフィルムの電子化が完了し、媒体が納品された。半年ちょっと掛かったが、割安になる納期指定なしで発注し、納品見込みもこれくらいと回答されていたので当然のことと受け止めている。

 DVD-Rx2枚に収められたのはフィルム206本分と納品書にあった。確認すると、オプション依頼しておいた画質修正後のやつとオリジナルのスキャン画像。データコピーすると約12,000ファイルと出たので、実質的にはその半分、約6,000コマが取り込まれたことになる。フィルム1本あたり約30コマだ。

 今後の作業は以下の通り進めようと思う。
①DVD-RのファイルをPCの外付けHDDに取り込み
②1本ずつざっと内容を確認、撮影時期や旅行先など判る範囲でフォルダ名を変更
③クルマなど、撮影時期を気にする必要の無い幾つかのテーマについてはフォルダを作りそちらへ移動
④主に旅行写真はアルバムやパスポートなどと照合し撮影時期を特定
⑤デジカメ写真と同じく、旅行やイベント単位のフォルダでフォトアルバムを作成

 ①~③までは比較的簡単に出来そうだが、④⑤は長期戦を覚悟。まあ老後の楽しみと思って取り組むことにする。ざっと見たところ1980年代後半以降のネガばかりで、残念ながらそれ以前のネガは捨ててしまったのか。

 今回の依頼先:節目写真館
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