分厚い上に難解な本で、読み始めてすぐ借りたことを後悔した。だが本を閉じて返却するのはもっと悔しいので、意地で読み進める。
最初の一章が特に解り辛い。示唆的な短文がぎっしり連なっており、読者の理解力を試しているようだ。ごめんなさい。
二章目からは普通の文章、東京を訪問した時の街や人の印象も綴られておりとっつき易く見える。とは言え、全般に抽象的な文章、直接「xxはどうあるべきだ」などと書かれた箇所はごく少ない。著者は建築家のはずだが都市計画にも言及し(それらが切り離されていることの方が不思議にも思えるが)、しかし具体的な計画・設計の手法や方法について書かれはしない。
著者がどのような建物や都市を理想とするのか、自分には理解できなかった。しかし本書から断片的に伺える著者の理念に基づく作品は、自分の感性とは相容れない気がした。
2018年10月30日 通勤電車にて読了
最初の一章が特に解り辛い。示唆的な短文がぎっしり連なっており、読者の理解力を試しているようだ。ごめんなさい。
二章目からは普通の文章、東京を訪問した時の街や人の印象も綴られておりとっつき易く見える。とは言え、全般に抽象的な文章、直接「xxはどうあるべきだ」などと書かれた箇所はごく少ない。著者は建築家のはずだが都市計画にも言及し(それらが切り離されていることの方が不思議にも思えるが)、しかし具体的な計画・設計の手法や方法について書かれはしない。
著者がどのような建物や都市を理想とするのか、自分には理解できなかった。しかし本書から断片的に伺える著者の理念に基づく作品は、自分の感性とは相容れない気がした。
2018年10月30日 通勤電車にて読了