日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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(Live) extraAF

2018-11-27 20:17:01 | 音楽、ギター、カラオケ
永井敏己(B) 佐々木秀尚(Gt) 大菊勉(Ds)

 「セッション」と、たまにしか演らないユニットに名前を付けるのと、違いがよく解りません…いつものように「永井敏己セッション」としない理由はどこに?などと考えてしまうプログラム。ちなみにバンド名は「エクストラフ」と読むようです。

 「フレットレス王」永井さんは当然過ぎるとして(^^;)、今日は佐々木さんのプレイがTRIXのライブとでどう違うか、前々から興味のあった大菊さん(ちなみに名前は「ベン」と読む)のドラムはどのようなものか、興味津々でスタート。

 いやーパワフルで爆音系フュージョンって言うんでしょうか、すごい迫力です。大菊さんがテンション上げてる感じ。腰を痛めてるそうで、フルセット持ち込みたいところバス&スネアドラムはお店の、タムはシングル(でもフロアはツイン)と言う構成。ちなにYAMAHA BEECH CUSTOMという比較的生産期間の短かったモデルでした。

 佐々木さんは想像通りTRIXの時より奔放で、最初にこの店で聞いた時の印象を思い出しました。別にTRIXで抑えつけられてるってワケじゃないでしょうが…。永井さんのフレットレスは相変わらず超絶なんだけど、ちょっと粒立ちが悪いと言うのか一音一音の明瞭度が低かったのが残念。めちゃくちゃ綺麗な高速ユニゾン速弾きフレーズとかあったんだけどなあ。

 パワフルで緊張感もあり聞いていて元気になるライブ、また行きたいです。

 2018年11月7日 横浜西口・Hey-Joeにて
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【本】増田俊也著 「シャトゥーン ヒグマの森」(宝島社)

2018-11-27 06:23:37 | 本・映画・展覧会
 ヒグマの話と言うと思いつくのは「羆嵐」(吉村昭著)くらいだが、本書も北海道天塩のヒグマの話。人里から隔絶された広大な研究林の中で起きる凄惨な人とヒグマの闘いの記。と言ってもほとんどヒグマの圧勝に終わる。読んでいて絶望的な気分になる。人間は、道具がなければ生物界の頂点でも何でもない矮小な存在に過ぎないのだ。ヒグマが獲物である人を貪り喰う場面の記述がおぞましい。想像するのは止めよう、生きたまま喰われる人間の姿など…

 物語はハッピーエンドではない。後に含みを持たせる終わり方で、生き延びた人間と、生き残ったヒグマの物語に第二幕があるのか気になる。

 2018年11月7日 通勤電車にて読了
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