日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2019年3月21~25日 【旅行】ボルネオ島へ(1)

2019-04-04 19:58:41 | 旅行・ハイク&ウォーク
 マレーシア東海岸の鉄道、クアラルンプール近郊の都市鉄道と乗り「マレーシアの鉄道完乗!」と喜んだのは大間違い、まだ乗っていない路線があった。その1つがマレー半島から遠く離れたボルネオ島、サバ州立鉄道と言い100km以上もの路線を持つ。飛び石連休で乗りに行くことにした。公式サイトでも時刻が判らず、ネットで幾つもの情報を当ったが確実にコレと言い切れない。時間に余裕を持った行程を組んだ(後にそれが奏功する)。

 成田からMH81便(9M-MHI:737-800)でボルネオ島コタキナバル(通称KK)へ、JALのマイレージ特典航空券で飛ぶこと5時間43分。着いてさらに移動、100km以上離れたTenomまで、バスで向かおうと思っていたが、タクシー運転手と交渉し料金を言い値の2/3に値切れたので行って貰うことにした。バスで行くと到着が19時半頃と予想され、宿を手配できなかったためそこから宿探しするよりはと考えを改めた。バスより短いルートを行ったこともあり2時間近く早く到着。

 宿はgoogle mapで3軒当たりをつけておいたが1軒目で決定、こじんまりとした町だがナイトマーケットが開かれており、ひやかしたのち屋台で夕食(写真)。目の前の駅で明朝の発車時刻を確認。ボルネオ到着後の移動、宿の確保、ダイヤ確認と課題をクリアでき上々の滑り出し。

 Orchid hotel 泊
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【本】山田昌弘著 「底辺への競争 格差放置社会ニッポンの末路」(朝日新書)

2019-04-04 06:51:18 | 本・映画・展覧会
 「今の日本で繰り広げられているのは『下流に転落しないための競争』である。」と言うamazonの内容紹介の一節は言い得ているのではないか。競争と言っても他人を蹴落とすバトルでなく、自分が脱落しないレース。

 興味深いのは、生まれた家庭のポジション(例えば中流)以上に子供がなれる可能性は極めて少なく、可能性があるとすれば「より下流へ」の方向という夢も希望もない分析。でもそうかもしれないな。そして起こりつつある社会の二極分化、ごく一部の富裕層と大多数の貧しい人々。

 最後に解決策と言うか対策みたいなのが示されているが、読者のケアのために書いたのだろうか、具体性が感じられずむしろ蛇足に感じた。読んで楽しい本ではなかったが、現実を直視させてくれた。

 2019年3月16日 自宅にて読了
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