【本】小川かりん著 「夜行バスで出かけましょう」(イースト・プレス)

　コミックに近いので記録に残すか迷ったのだが、きちんと章立てされているし絵ばかりでなく文字数も多いので、「読んだ」ものとした。特に女性をターゲットとした、夜行バス利用の勧めでございます。章立ては以下の通り。著者とその友人の夜行バス旅行を中心にストーリーが進む。

プロローグ
第１章　夜行バスは楽しいよ！
第２章　あると便利なグッズたち
第３章　夜の車中の静かな楽しみ
第４章　朝もお楽しみたくさん！
エピローグ

　女性はお化粧とか安全性とか気になる点が多いと思うけど、一方で一般的には小柄なので男性に比べシートの窮屈さを感じずに済むかもしれない。とにかく腰が伸びないと良く眠れない自分は、夜行バスの雰囲気は嫌いじゃないが乗るのは得意じゃないんだよね…。とは言え航空便の飛んでない区間や、早朝から行動したい行程の場合は重宝する夜行バス。ぜひ機会を見つけて乗ってみてはと自分も思います。

著者ホームページ： https://www.ogawacarin.com/
著者twitter: https://twitter.com/ogwcrn

　2019年3月29日　自宅にて読了

2019年3月21～25日 【旅行】ボルネオ島へ（４）

　滞在最終日。Grabで昨日下見した船着場へ行く。船着場は1950年代の写真とさほど変わらず、今は使われていない貨物線路が桟橋上に残っていた。7時半乗船、8時出航。

　日本へはクアラルンプール(KL)から帰国する。コタキナバルからだと、日本と逆方向に2時間以上も飛ばなければならないが航空券の都合で仕方ない。コタキナバルから船で2時間半、ラブアン島により、「金融特区」の様子を見て夕方にラブアンからコタキナバルへ飛ぶことにした。

　船は2時間半どころか3時間以上かかって着いた。超暑い。30度以上ある。船着場を降りると免税店、コタキナバル市街とはうってかわりアルコールも山ほど売っている。周辺は人が多く活気に溢れている。広くない中心部を歩き始め、金融機関の多数入居する一角(写真)を見たり(かつて担当したクライアントもラブアンに支店があった)、高級そうなショップとジャンクっぽい食べ物屋が同居するショッピングモールを冷やかしたり。なかなか面白かった。

　あまりに暑いので市内散策を早めに切上げ、路線バスで空港へ行きベンチで昼寝。OD1901便(9M-LCF:737-800)でKLまで2時間。沖縄からシンガポールへ向かうのに一旦東京へ向かうイメージ。マリンド航空はマレーシア航空の1/5くらいの値段、その値段でマ航買ってもマイル付かないんじゃねぇ。マレーシアと言えばエアアジアも安いのだが、マリンドは同等価格のうえマレーシア航空系のためJALと同じターミナルにつき乗り換えがラクなのでチョイスした。

　KLでいつものゴールデンラウンジでまずシャワーを浴び、たらふく飲み食いしてリラックス。帰国のJL724便(JA872J:787-9)はプレミアムエコノミーの航空券を購入したので良く眠れ、到着後の出勤がラクだった。マレーシア、あと2つの鉄道に乗りに年内に再訪する予定である。今回はドタバタしたが目的を達成できて良かった。（おわり）