日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】島崎秀定監修/英語でニッポン案内ハンドブック製作委員会編  「英語でニッポン案内ハンドブック」(アルク)

2019-04-16 20:09:55 | 本・映画・展覧会
 東京オリンピック・パラリンピックで英語ボランテイアをしようかとか考えた時期もありましたが、会場建設を始め数々のゴタゴタに嫌気がさしてしまい応募しませんでした。なので全く使うアテはないのですが、今でもたまに道案内や電車の乗換案内くらいはすることがあり、何かの参考になるかと思い本書を借りてみたのです。

 内容は、案内にあまり自身のない日本人ガイドが英語で訪日客の日帰りガイドをする設定、幾つものケースで実際の行動と案内・会話をしたケース。陰で見守るベテランガイドによるワンポイントアドバイスが付いています。

 アドバイスは、会話の流れや訪問先の設定から会話の内容や文例まで多岐に渡り、興味深かったです。ノウハウ全てを網羅することは到底不可能でしょうから、ガイドの心得からご法度な行為行動など、初歩的なレベルが多く勉強になりました。

 TOEICなど英語試験の点数が良いのと、ガイドをするのとは別の話。ただ、余り難しく考えず、相手が求めている情報+αの情報なりアドバイスをし、楽しく気持ち良く過ごして貰う事を常に意識するのが基本線なのだろうと思いました。

 2019年4月5日 自宅にて読了
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【本】永井 均著 「ウィトゲンシュタイン入門」(ちくま新書)

2019-04-16 06:56:23 | 本・映画・展覧会
 哲学は苦手な分野だが、他の本で薦められていた何冊かに挑戦してみようと思った。20世紀初頭に活躍した哲学者・ウィトゲンシュタインの生涯と思想を紹介する本を選んだのは適当だったのか。始めの方に出てくる「トートロジー」と言う言葉で躓いたほか、幾度も知らない言葉が出てくる。専門書ではないのだが、それでも。

 ウィトゲンシュタインの理論について著者は3つの時期に分けており、
 前期:像
 中期:文法
 後期:言語ゲーム
と定義されている。本書を読んだ限りでは前期は観念的で、後期は屁理屈に感じられた。要するに理解できなかった。色々な比喩を用いて説明されている中で理解できるもの、できないものがある。もう少し時間をかけて噛み砕いた追加説明を受ければ、何となく一通りは理解できるのだろうか?本書を読むだけで一週間以上かかったのだが。

 読みやすい新書や文庫で関連本もあるのだが、手を出すのは時間のムダかもしれないと躊躇している。

 2019年4月4日 通勤電車にて読了
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