キヤノンユーザーによるフォトクラブはニコンのそれと同じくいっぱいあって、クラブに入ってみようと思う人はどこに所属したものか迷うんじゃないかなあ。単に居住地で参加先を割り振っているとは思えず、かと言って明確に「ウチは被写体を風景に限定し、作品の加工は一切禁止しています」といった制約を設けているようにも思えない。どういう基準なんだろう。
今日の写真展は、和紙にプリントアウトされていることがポイント。表面がデコボコした、厚みを感じさせる紙への印刷により、作品に微妙な陰影も生じる。良くも悪くもシャープさがスポイルされるので、淡い色調の作品だと幻想的とも言える仕上がりになる。
これはこれで面白い。だが、印刷以前の出来栄えにこだわりたい自分としては余計な部分で勝負しているように思える。作品の体裁まで考える以前に、素材をきちんと撮ろうよ、と思ってしまうのだ。仕上げでごまかしてはいけない。
2020年10月28日 品川・キヤノンオープンギャラリー2にて
今日の写真展は、和紙にプリントアウトされていることがポイント。表面がデコボコした、厚みを感じさせる紙への印刷により、作品に微妙な陰影も生じる。良くも悪くもシャープさがスポイルされるので、淡い色調の作品だと幻想的とも言える仕上がりになる。
これはこれで面白い。だが、印刷以前の出来栄えにこだわりたい自分としては余計な部分で勝負しているように思える。作品の体裁まで考える以前に、素材をきちんと撮ろうよ、と思ってしまうのだ。仕上げでごまかしてはいけない。
2020年10月28日 品川・キヤノンオープンギャラリー2にて