日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【展覧会】荒俣宏の大マンガラクタ館

2020-11-10 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 午前中は毎年恒例の人間ドック、結果はこれまた例によって後日。そのまま午後は休みにして、招待券を入手していた展覧会に行ってみた。

 奇才アラマタ先生の監修による展覧会、みうらじゅん先生と同じ位しょうもない(←褒め言葉)内容なのではないかと期待して訪問。でも招待券をばら撒いてる位なんで大した事ないのかなあ。事前にチェックしたら千代田区のWebサイトに展示構成が出ていた。ワクワクするような、しないような。事前の情報はここまでで。
・漫画と人生
・怪奇文学大山脈
・図鑑の博物誌
・アラマタ美術誌
・奇っ怪紳士録
・帝都物語
・稀書自慢(日比谷図書文化館オリジナル展示)

 展示方法がユニーク。段ボール箱が逆さにしたプラコンテナの上にずらりと並べてある。残念ながらどちらも使い古しではなく新品のようだが。その箱の中に、アクリルケースに入った展示品がある。そしてペロンと垂れた蓋の1枚1枚に、アラマタ先生自筆の解説がマジックペンで書かれている。これは斬新!自筆解説を見たのは他にはみうらじゅん先生くらいか…さすが両奇才。

 マンガと言ってもアラマタ先生のルーツは貸本屋、実は一時期自身で書かれたこともあったと。そして精細な動植物のイラスト画、アメリカのピンナップガール。マンガと言うよりイラストコレクション。これらに脈絡あるのか、ないのか。アラマタ先生のみぞ知る。

 会場には長時間のインタビュー映像が流れ、たっぷりアラマタワールドに浸ることができた。面白すぎて会場の写真を撮ることを忘れてしまった。やはり入場時に撮らないとダメだ。

 2020年10月28日 日比谷図書文化館にて
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【写真展】中西敏貴展「Kamuy」

2020-11-10 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 北海道美瑛に移住した作者が撮った周辺のあれこれ。すっかり有名となった「丘の風景」ではなく、シダ科の写真や、パッと見なんだか判らないが暫く考えて氷と判る写真、火山の噴気孔、素晴らしい夜空。

 一部のモノクローム写真からは、何となくアイヌの民族衣装の文様を連想させられる。カラーだと、そうでもない。モノクローム作品に統一した方が写真展タイトルのイメージを掴み易いように思えたが安直過ぎるか。

 2020年10月28日 品川・キヤノンギャラリーSにて
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