2021年9月19～20日 【バイク】ぼけ封じ関東三十三ヶ所巡り（２）ー２ 埼玉、群馬

　9月20日、今日も快晴。21℃と少々ひんやり。朝風呂に浸かり、朝食を摂って出発。バイク旅でもこれくらいの余裕は持ちたいもの。今日は南下しつつ高崎線の 東側の寺を回るが、その前に寄り道から。

（観光？）東急保存車(3000系＋5000系2両)(写真)
　渋川市街から県33～R353～県34を進み、赤城山へ向かう県4へ。途中でちょっと脇道に入り、1，2分走ったところに(今は)薄緑色の車両が飛び出してきた。どちらも元東急の電車で、1両は目蒲線を走ってたデハ3450系、2両は松本(アルピコ) に行ってた5000系。どちらも多分これらの個体に乗ったことあるはずで、何とも感慨深い。5000系に組まれた足場でレストア作業の方がおり、ひと段落着いたところで話を伺ったら保存会の会長さんだった。今後お付き合いがあるかもしれない。

（観光）赤城山大沼
　昨日の榛名湖以上の人出、周辺の山々への登山客が多い。湖をぐるっと回って早々に退散。

（１８）今宮山 蓮花院　（群馬県前橋市）
　大沼からツイスティな県16を下り、県114～R17と繋いで到着。ここは前橋厄除大師でもある。だが恐れていた事態発生、御朱印は中止で書き置き提供すらなし。せめてもの救いは、残りの霊場を回るルートに近いこと。

（１９）宮林山 全性寺　（群馬県太田市）
　来た道をR17まで引き返し、伊勢崎ICの先まで東進。そこから田舎道を何度か曲がりながら向かったが、シンプルにR17から県68の方が面倒なくて良かった。秋の彼岸ゆえ、どの寺でも墓参りの人の姿を見かける。

（観光）渋沢栄一記念館
　県69を南下し利根川を渡って到着。ひょっとしたら日本一の経済人かもしれない渋沢栄一に関する資料館で、来年ドラマにもなるので大賑わい。生い立ちから功績、少しばかりの遺品。

（３０）滝瀬山 正法院 立岩寺　（埼玉県本庄市）
　記念館から5分ほど、静かだった。

（１６）聖天山 歓喜院　（埼玉県熊谷市）
　県45を東に一直線で到着、妻沼聖天と呼ばれ、境内は広く建物も立派。本殿は国宝であり、日光東照宮を思わせる黒塗りに綺麗な着色の浮き彫り、金色の金具。それが周辺の信者からの寄進によって44年もかかって建てられたものと言うのがすごい。御朱印は書き置き、しかも関東三十三観音専用でなく共通で杜撰な対応。

（２８）龍智山 毘廬遮那寺 常光院　（埼玉県熊谷市）
　県89～県303で到着、ここは熊谷厄除大師も名乗る。厄除大師のお寺が多いんだね、何か関連性があるのだろうな。

　県83～R17で帰宅、渋滞が激しく新大宮バイパスはほぼ全線がベッタリ混んでいて疲れた。今回は観光要素も多く、その分距離は短かったが楽しい2日間だった。

　本日の巡礼箇所：4
　巡礼箇所の合計：12
　本日の走行距離：約216km
　巡礼ツー合計走行距離：約775km

2021年9月19～20日 【バイク】ぼけ封じ関東三十三ヶ所巡り（２）ー１ 埼玉、群馬

ぼけ封じツーリング2回目は大幅に順番を飛ばし、1泊2日で埼玉、群馬を回ろうと思う。埼玉の殆どがR17に沿ったエリア、ジグザグに進むのでもJR高崎線以西の寺を行き、以東の寺を帰りに回るようルートを決めた。スタート地点まで100㎞ないので、前夜出発はせず早起きで向かうことにする。薄暗い中の起床となってきた。台風一過で気温が上ると予想し、長袖Ｔシャツ＋長袖シャツ＋防風衣＋メッシュジャケット＋レインウエア上でスタート。日が出てからは、長袖Ｔシャツ＋メッシュジャケットのみで大丈夫だった。下はアンダータイツ＋メッシュパンツ。

（１１）龍谷山 静簡院　（埼玉県熊谷市）
　6時に出発し、R17バイパスから上尾道路、埼玉県57～県27など走り、2時間ちょっとで熊谷に着いた。寺に人がおらず焦ったが、隣接の居宅にいらっしゃってヤレヤレ。帰り際にはPETお茶とどら焼きの「お接待」を頂いてしまった。観音様は本堂ではなく、境内のどこかに青銅像でおわすことが殆どなので、まず本堂を拝み、それから境内で観音様を探すひと手間を忘れてはならない。

（２９）少間山 観音院 龍泉寺　（埼玉県熊谷市）
　県47～R140と走って、少し高台になった寺へ。ここは「埼玉厄除け開運大師」を名乗っており、あまり大きくない駐車場は満車。御朱印は40分待ちと言われ、強い陽射しのもとクラっときたが幸い東屋があり、持参の本を読んで待つ。眼下のR140では白バイが何回もサイレンを鳴らして突っ走っていった。今日は気をつけた方が良さそうだ。幸い40分は待たず、30分弱でいただけた。

（１３）大谷山 宝積寺　（埼玉県深谷市）
　R140から北に入り、約10分で到着。だが人はおらず、書き置きが置かれているのみ。大した参拝をしているわけではないが、無人販売所よろしく硬貨を置いて書き置きを取って立ち去るのは味気ない。まあ貰えただけマシかと思いつつ次へ向かった。

（１２）光福山 医王院 長善寺　（埼玉県深谷市）
　名もなき道を何度か曲がり、約10分で到着。ここはちゃんと御朱印を頂けたのだが、印象が薄い。とりあえずここまでで、本日の巡礼は終了。

（観光）観音山 慈眼院(高崎観音)
　ぼけ封じ霊場ではないが、もう少し北上して高崎まで行き、列車の窓からしか拝んだことのない観音様に詣でた。先日の東京湾観音ほどの大きさは無いが、ここも内部拝観すると螺旋状の階段を上がり、途中に祀られた神様仏様を拝みながら辿り着いた最上部からは好展望がのぞめる。天気が良いせいか、拝観者が多かった。観音様は高台に建っており、市街地に降りた所でタンメンの昼食。霊場巡りは午前中で終わりなので気楽なもの。

（観光）榛名湖
　高崎市街から県28で榛名湖へ、最後は細いワインディング。対向車もそこそこいる。榛名湖周辺は人でいっぱい、ボート乗り場には行列。ロープウェイがあったが、混んでそうなので止めて湖畔を一周して退散。あまり大きな湖ではないが、榛名富士は確かに均整の取れた形だった。

（観光）伊香保・峠の公園
　榛名湖から伊香保に至る県33は大渋滞。伊香保交差点のすぐ脇に小さな電車が保存されている、かつて伊香保まで走っていたもので、車体は当時のもの、下回りは別のものなのは残念だが、車両として復元・維持していることに敬意を表したい。(写真)

（観光）伊香保おもちゃと人形自動車博物館 　
　タイトル通り、ごった煮的博物館。間口が広い方が来館者を集めやすいのは理解できる。さすがに館内の展示エリアは分けられていた。目当ての自動車コーナーは、まあそうだよねって有名車ばかりのコレクション。どれも実働かつ見事なコンディションを維持していることは評価したいが、もうこういうコレクションはいいかなあ…いすゞ車はベレットGT-Rのみ。

　伊香保周辺には他にも寄りたいところがあったが時間切れ、ホテルに向かった。群馬も店が閉まるのが早くて夕飯を食べそびれ、コンビニ弁当を部屋で食べた。

　ホテル渋川ヒルズ 泊

　本日の巡礼箇所：4
　巡礼箇所の合計：8
　本日の走行距離：約215km
　巡礼ツー合計走行距離：約559km