日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】富岡儀八著 「塩の道を探る」(岩波新書)

2021-10-26 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 「関東ふれあいの道」千葉県を歩き終わったら三浦三十三観音めぐりを歩こう と思っているが、トレイルウォークもやりたいな。「塩の道」を辿るなんて良い な、そう思い、塩の道に関連する本を探してみた。ただし本書はトレイルコース となっている糸魚川~松本ルートだけでなく、広く全国、塩を始めとする交易 ルートとしての塩の道を取り上げている。広い意味の本を選んだのは正解だった か、目当てのルート関連の本から手を付けるべきだったか。

 北海道から九州沖縄まで、各地での塩の辿ったルートや帰り荷の紹介、地域ごとの地図でイメージもしやすい。人の足、牛馬、船とさまざまな方法で海沿いの製塩地から内陸へ、分水嶺を越えた反対斜面の集落まで運ばれた例もあり興味深い。よくぞ全国の塩事情を調べたものだと感心した。

2021年10月24日 自宅にて読了
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2021年10月15~17日 【旅行】秋田・白神山地あたり(1)

2021-10-26 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 秋田辺りには幾つも心残りがあり、それらをある程度まとめて回ることにし た。夜行バスで出てANAで戻るパターンの3回目。

 10月15日、東京駅からJRバス東北の「ドリーム秋田・東京号」に乗車(H677-13414号車)。ドリーム号では初めて完全消灯、休憩時ドア解放だった。やはりこの方が好きだな。10分早着。秋田は雨が降っていた。

 10月16日、秋田駅に着いて列車に乗り換え、男鹿線で男鹿へ。と言っても目的は車両で、電車と蓄電池電車を組み合わせたEV-E801系。烏山線EV-E301系の交流版であり、JR九州のBEC819系の50Hz版とも言える。ミュイーンと唸るかと思ったが殆ど音を出さずに加速、旧型キハ40系とは設備も雲泥の差で、地元民には喜ばれているのでは。男鹿駅は若干移転新築し、駅前広場を大々的に整備。昔とは見違えた。

 男鹿から戻り、秋田駅近くでレンタカー借用。乗り捨て無料キャンペーンのORIXで借りたヴィッツ。時間があるので下道で、R7~R285で鷹巣ICから小坂北ICまでは無料開放中の秋田道で小坂町へ。13時に到着、比内鶏の親子丼の昼食。

 小坂町は40年近く前からの心残り、あの頃なら同和鉱業小坂線で行かれたのに。郷土館、レールパークと見学。コロナ渦で運転体験と寝台車ホテルは休止、雨でレールバイクもダメ。検修庫内に保存されている電池CM用の「エボルタ号」2両にブルートレイン客車(写真)、屋外で傷みが激しい小坂線DCなどを見ることができたが、いずれも内部は見られず残念。特に小坂線車両は早急にブルーシートで包むなり保存して欲しい。

 大雨で郷土資料館は外観見物のみ、町一番の名所「康楽館」は北海道の中学生の団体で満席で館内見学すらできず、かつ外観も補修工事の櫓が組まれ見られず。何だか空振りだらけの小坂町見学になってしまったが、それでもレールパークを訪問できたことに満足。

 雨が止まないため本日は早めに切り上げ、秋田県道2で大館に戻り宿へ。古びた温泉宿で素泊まりのつもりだったが、出歩くのが億劫になり二食付きに変更。宿には秋田犬が二頭飼われており、間近に接することができた。デカいな。うたた寝→温泉→たっぷり食事→うたた寝→温泉、の夜。

 ふるさわおんせん 泊
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