2021年10月9～10日 【旅行？】締めはバイクで・秩父三十四か所巡り（３）－１

　秩父の札所のうち、最後の数か寺だけは少し離れて存在する。むろん坂東や西国の比ではなく、あくまで秩父霊場の範囲では、だが。そんなこともあって、霊場巡り第3回はマイバイクで回ることにした。今回の参拝対象は28～34番で、番号順に回れる位置関係にある。秩父札所以外にも何ヵ所かに立ち寄りたいこともあり、1泊2日の行程とした。
　高速で来る後輩クッチーと東飯能のマクドナルドで待ち合わせ、R299で秩父へ。ちなみに彼は買い替えたCB190Xのお披露目ツーリングだ。いいなアレ。

（観光）武甲山資料館
　秩父と言えば夜祭そして武甲山と思っており、この資料館には寄りたかった。武甲山の特徴や採掘について知ることができた。

（２８）石龍山　橋立堂
　R140から細い道を山中に入っていく。すぐ背後に岩山が迫り、圧迫感のある境内。堂は朱塗り。武甲山の端にあたるらしく、すぐそばに鍾乳洞もあるのだが、入らなかった。

（２９）笹戸山　長泉院
　こちらはのっぺり空間のある境内。春には枝垂桜が美しいらしい。

（３０）瑞龍山　法雲寺
　ここは緑が濃く、借景の山景色も相まって目を楽しませてくれる。観音堂は朱塗り。

（秩父三社）三峯神社(写真)
　クッチーの希望で、前に行った秩父神社に次いで秩父三社の２つめへ。ロープウェーが営業していた時代に来たかったなあ。ところどころ行き違いに苦労する道を、路線バスがけっこうな頻度で走っている。広い駐車場は有料。
　さすが有名な神社、境内は広く、杉木立の中を歩いてゆく雰囲気は格別。やがて現れる門(写真)も、黒塗りの社殿も見事なもの。コースに組み入れて良かった。

（３１）鷲窟山　観音院
　三峯神社から秩父方面へ折り返し、途中で県37に曲がって小鹿野(おがの)町方面へ。山門の仁王像は珍しい石造り、約4mは日本一の大きさとか。300段近い石段を上ると岩山に圧し潰されそうな境内、摩崖仏があったり細い滝が流れていたり、修験道場的雰囲気があった。

（ぼけ封じ１５）龍泉寺
　ここは自分のリクエストで。開けた境内は秩父札所と違って人の気配なく、普通のお寺。

（観光）小鹿神社(バイク神社)
　全国に何ヵ所もある「バイク神社」の一つ。御朱印を頂くと、捺されるスタンプがバイクの形なので有名。駐車場内にバイクのイラストも入った立て看板があったが、その前にベンチがあり、地元の若衆が尽きることなくダベっていたので記念撮影は断念。

（３２）般若山　法性寺
　ここまで回り切れるか自信が持てず、翌日になってもあまり無駄な距離を走らずに済むようこの近くの宿を取っておいたのだが、初日に訪問することができた。雨がパラつくが、残りわずかなのでレインウェアは着ない。立派な鐘楼門が印象的だった。

　このエリアに宿を取ったのは正解だった。余計に走ることなく、17時前に到着。風呂→夕食→風呂→部屋飲み。32番に行く前に通ったコンビニで買い出ししておいたのも良かった。お湯は冷鉱泉の沸かし湯みたいだが、らしさを感じずちょっと残念。食事は量質とも満足、完食したが食べ過ぎ。

　宮本の湯 泊

　本日の走行距離：約200km

シリーズ・川崎市の銭湯を巡る(35/36) 多摩区・よしの湯

　川崎市の銭湯訪問、34湯目。今週の探訪先は多摩区のよしの湯。川崎市の銭湯でたぶん最北かつ松葉浴場についで最西から2番目に位置する。小田急の読売ランド前駅から近いが、クルマで行った。

　浴室に入る。正面には珍しい円形の浴槽。その他も同じサイズは無くユニーク。壁絵はなく立体タイル、色付きのアクセントと思ってよくよく見たらアヤメのようだった。綺麗な沸かし湯は透明度は高いのだが、サラリとし過ぎて物足りない。まあ贅沢を言っちゃイカンガー。

　前にも書いたが、本シリーズの訪問先は銭湯35湯＋フロCAFEの36カ所。フロ CAFEは訪問済みのため、次でコンプリートとなる。あと1湯！あと1湯！

　ところで久々に乗った我がクルマが到着の瞬間にブレーキトラブル、ブレーキペダルがスカッと底まで踏み抜けてしまい焦った。幸い踏み直しで効き、エンジンブレーキとサイドブレーキで止まる覚悟の帰り道では何事も起きず。でもきっと何かの予兆なので、車検受けられるまで1か月あまり、乗らないでおこう。ブレーキフルードは洩っていないし、マスターバック回りかなあ。

　2021年10月8日訪問