日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2022年3月11~21日 【バイク】リフレッシュ休暇で四国八十八か所めぐり(5) DMV、第24番~第31番

2022-03-30 20:00:00 | バイク・自転車
 3月15日。いよいよ高知県へ。

(乗りつぶし)阿佐海岸鉄道DMV(写真)
 DMV(デュアル・モード・ビークル)とは、線路と道路の両方を走れるマイクロバス改造の車両で、全国でここだけしか走っていないもの。長い試験の末、昨年12月末に運行を開始したばかり。「阿波海南文化村」から「道の駅 宍喰温泉」 までの始発便に往復乗車した。通学の小学生とか乗るとか思ったが往復ともほぼ貸切状態、行く末が案じられたが次の便は阿波海南駅から遍路グループが10人ほ ども乗り込み、ホッとした。見送りを兼ねて道路→線路への「モードチェンジ」を観察できたのも良かった。

(観光)むろと廃校水族館
 全国に水族館は多いが、廃校を活用した施設はここだけではないか。その構造ゆえ館内に大水槽はないが、その代わりプールが大水槽となっている。高知の水族館はここと言い桂浜と言い、ユニークで楽しい。

(24)最御崎寺
 この寺の宿坊もかつてはYH契約をしていたはず…海沿いのR55から室戸スカイライン(無料)を駆け上がり、さらに参道を数分歩いて到着。境内から雄大な太平洋は眺めないが、スカイラインの途中から絶景を拝めた。
(25)津照寺
 門前にバイクを停めてから境内まで、けっこう石段を登らされたように感じた。
(26)金剛頂寺
 ここもR55から山へ登ってゆくが、海から離れ分け入ってく感じ。最御崎寺の「東寺」に対し「西寺」とも。室戸捕鯨の信仰の拠り所だったそうで、鯨の供養塔があったのが印象的。
(27)神峯寺
 40㎞あまりを走り、山中へ入った場所にあった。何となく雰囲気が良かった。
 次の寺までの間に安芸市を通るため、高知銀行の支店で両替、5円玉50枚を得る。納経所ではお釣りを下さるので100円玉を大量に用意する必要はないが、お賽銭には適額の小銭が必要である。
(28)大日時
 この辺りまで来ると、ひたすら海沿いを走っていたR55は内陸部に入る。寺は里山の中腹、高知空港を出発するプロペラ機のエンジン音が聞こえてきた。
(29)国分寺
 土佐の国分寺。高知平野に入り、道路も網の目状態となりナビが大いに役立つ。
(30)善楽寺
 周辺いくつもの神社と、以前は一体であったことを考えると恐ろしく広い境内。近くは既に高知市の住宅街となっていた。
 急な上り坂を吹かして登ったり、R55をハイペースで走ったりしたせいか燃料の減りが早く、高知市内で給油。リッター50㎞ちょっとと、このバイクとしては悪い数値になってしまった。
(31)竹林寺
 本日ラストは、少し前に来たばかりの五台山。その時は牧野植物園を訪ね、すぐ隣の寺にこんな直ぐに来ることになるとは思わなかった。

 明日からのコースと方向は逆だが、宿が安く夕食のチョイスも多そうな高知市中心部に向かった。ここまでで、ほぼ1日予定より早い進捗。

 高知ビジネスホテル 別館 泊

 本日回った札所:8
 今回の総参拝札所:31
 本日の走行距離:182.5km
 今回の総走行距離:532.4km
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2022年3月11~21日 【バイク】リフレッシュ休暇で四国八十八か所めぐり(4) 第19番~第23番、出羽島

2022-03-30 06:00:00 | バイク・自転車
 3月14日。札所の納経所は共通で7時~17時。朝一番を目掛け、早起きして宿をスタート。昨夕の到着後に雨が降ったようで、全ての荷物を部屋に引き上げてお いて良かった。


(19)立江寺
 到着した時ちょうど7時の鐘を撞いており、厳かで気持ち良いスタート。ホテルから雨具を着て出発したが完全に上がったので、収納した。
(20)鶴林寺
 旧坂を延々と登ってゆき、ノーマークだった虚を突かれた感じ。とは言えバイクなので何てことないのだが。
 こちらの恰好を見た納経所の方が「バイクだったら太龍寺さんは仁王門の前まで上がって行けますよ」と教えて下さり、そうであれば2,000円以上するロープウェー代を節約できる。車は山道途中の駐車場まで、そこから30分近く歩かなければならないが、バイクは車止めを抜けて上れるのだ。とは言え日舗装に近い荒れた簡易舗装かつローギアでないと登れないほどの旧坂で、大型バイクの人は行かない方が良いかもしれない。
(21)太龍寺
 仁王門から本堂周辺まで200mほど歩くが、途中で谷の向こうに鶴林寺が見え、鐘の音が聞こえてきた。向こうの山からこちらまで登って来たのだと感慨ひとしお、歩きだとどれほど大変だろうか。本堂、大師堂だけでなく多宝塔も立派で、頑張って登って来たに値する雰囲気と格式を持った境内だった。

(22)平等寺
 本堂の天井の格子に描かれた絵は仏教関係だけでなくスターの肖像や花鳥風月など変化に富み、許容性に富んでいたのが意外だった。

(23)薬王寺
 日和佐の町にあり、列車から塔も見たことが寺にようやく来た感慨が深かった。これで徳島県の札所を終了、数で言えば全体の約1/4を回り終え、一区切りついた気がする。

(離島ー1)出羽島(写真)
 いよいよ県を跨ぎ、次の札所・室戸岬までのトランスポート区間80㎞に入るが、その前に別の「課題」をこなしたい。まずは離島、港にバイクを置いて牟岐の沖にある出羽島を往復。島内は一周道路と中央部分を突っ切る道路があるが、一周道路の片半分が落石通行止めだったため残りの道を半周した。これで徳島県の有人離島訪問は終了。

 海部まで移動し、明朝のもう1つの課題に備える。今夜の同宿者は他に2名、歩き遍路さんと自転車(輪行)遍路さん。3人の遍路それぞれが異なる交通手段と言うのもユニークだ。

 民宿かいふ 泊

 本日回った札所:5
 今回の総参拝札所:23
 本日の走行距離:124.8km
 今回の総走行距離:349.9km
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