日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2022年3月11~21日 【バイク】リフレッシュ休暇で四国八十八か所めぐり(7) 第40番、紫電改展示館、鵜来島

2022-03-31 20:00:00 | バイク・自転車
 3月17日、今日は離島訪問がメイン。午後の船に乗るまでに1か寺のみ訪問し、そのあとプチツーリング。

(40)観自在寺
 いよいよ3県目、愛媛に入った。徳島の1番から最も遠い札所らしい。数的にも半分に近く、半分を終えた感がしてきた。境内には水掛けの仏さまがズラリ。

(観光)高茂岬
 愛南町に、本土から大きく突き出した半島があり、県道で周回できるので走ってみた。県300は細いクネクネ道、途中から全く人家はなく、道を作った理由が分からない。突端の高茂岬からは真っ青な海の向こう、うっすら九州が見えていた。道は県34となり戻ってゆく。こちらは、かなりマシな道路だった。

(観光)紫電改展示館
 過去にも来たが県34の途中にあるので再訪。じっくり見入っている若い二人組の女性客がいた。歴女かな?人々の記憶からこの飛行機が、そして戦った時代があったことが消えませんように。

(離島―2)鵜来島(うぐるしま・写真)
 宿毛市の沖に2つ、有人離島がある。これらを回る船が1日2便しかなく、両方を訪問するにはどちらかの島に泊まらなければならない。考えた末、午後の船で鵜来島→泊→翌朝の船で沖の島→翌夕の船で宿毛市戻り、とプランを立てた。鵜来島は人口20名ほどの小さな島、宿はあるが釣船乗船とセットでないと泊まれない所ばかり、ほぼ唯一の宿に何とか連絡がつき泊まれることになった。
 島は港の周辺、斜面にへばりつくように建つ家々があるが半数以上は空き家。その奥に今は利用されていない土地が広がる。第二次大戦時は日本兵も数百人常駐したほどの要衝だった由、そして放棄され草木の生い茂った段々畑が痛ましい。宿主の田中さん(島出身者)と島の活性化、釣り客以外の観光客誘致について色々とお話ししたが、「そもそも島の人たちがそれを望んでいるんだろうか」と言う疑問が一致した。10年、いや数年後にはこの島は、住人が亡くなるか要介護となり島を出るかで廃村ならぬ廃島になるかもしれない。
 ちょうど明日が春の神事の日とのことで、夜は神社での前夜祭の末席に座らせて頂き、終了後の宴会で「カメノテ」の塩茹でを食べさせて頂いたが実に旨かった。

 民宿しまの灯り 泊

 本日回った札所:1
 今回の総参拝札所:40
 本日の走行距離:100.3km
 今回の総走行距離:920.8km
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2022年3月11~21日 【バイク】リフレッシュ休暇で四国八十八か所めぐり(6) 県営渡船、第32番~第39番

2022-03-31 06:00:00 | バイク・自転車
 3月16日、旅も折り返し点まで来た。例によって朝一で出発、途中の牛丼屋で朝食。朝食をコース上にある牛丼屋で摂り、昼食はごく軽く、もしくは抜くのがパターンとなりつつある。走っているとさほど空腹を感じずに済むのは不思議。

(32)禅師峰寺
 温室の並ぶ農地の間を抜けてヒョイと高台に上がった場所に位置するお寺だった。

(乗りつぶし)県営渡船(写真)
 車はおろか「自動二輪車」でも乗れない渡船に、「原付」の125ccバイクなら乗れると知ったら利用しないわけにはゆかない。そしてこの航路、船待ちの時間があるとは言え遍路ルートの一部なのだ。船待ちと言っても30分程度なのでどうってことはない。
 種崎から梶ヶ浦へ僅か数分の航路ゆえ車体を船体へ緊縛することはなく、代わりに利用者は己のバイクや自転車をしっかり支えていてくださいよと言うシステム。朝日に染まる対岸、目の前を横切ってゆく台船、短時間ながら楽しい船旅だった。しかも無料、最高。なおこのルートを使うと、高知県随一の観光地・桂浜をパスすることとなってしまうが、そちらは最近再訪したばかりでもあり、気にしないこととする。
 
(33)雪蹊寺
 渡船から降りたら数分、古い町並みの中にある寺だった。
(34)種間寺
 本堂は昭和に再建されたそうで、荘厳さには欠けるが大きい。ここでようやく高知市が終わり、次の寺へ向かう途中、綺麗な仁淀川を渡ると土佐市に入る。
(35)清滝寺
 本堂の屋根はぐっと湾曲した二重屋根で凝った造り、そして境内には高さ15mと言う薬師如来像が屹立していた。
(36)青龍寺
 長い石段を登って到着。朱塗りの三重塔が目を引くが、僅か30年前に建立されたとは。
 青龍寺前の県47をそのまま進む。懐かしのマンガ「シャコタン☆ブギ」に登場した「ヨコナミ」こと横浪黒潮ラインをゆく。昔ファーゴで来た時にも走ったけど、バイクで走ると気分も格別。
(37)岩本寺
 窪川の町中にあり、観光列車に乗ってきた時の折返しの時間に門前まで訪れたが、境内に入るのは今日までとっておいた。広くはないが信徒や住民との接触を増やそうと努力しているさまが窺えた。
(38)金剛福寺
 岩本寺も金剛福寺も、かつてはYHだったよなあ…足摺スカイラインのワインディングをひらりひらりと走って到着、帰りも通りたかったけど歩き遍路さんがいて嫌味になりそうだったため、海沿いを帰ることにした。そうしたら、なんとファーゴで来た時にはなかったトンネルがズドンと開通、これは大型観光バスの皆さんは大助かりだね。
 寺そのものは何と他に参拝客なく、足摺岬の駐車場も数台が停まっているのみと信じられないような寂れっぷりだった。
(39)延光寺
 山中の県道をガンガン急ぎ、何とか参拝して納経所クローズ前に間に合った。

 今日はトータル300㎞近く、良く走った。快適なスカイラインあり、林道あり。宿に着いて明日そして明後日のプランを練るのに必死、島への船便と天気とで予定が大きく変わりそう。もう少ししっかり下調べをしておくべきだったと反省。

 秋沢ホテル 泊

 本日回った札所:8
 今回の総参拝札所:39
 本日の走行距離:288.1km
 今回の総走行距離:820.5km
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