日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【写真展】奇想民俗博物館 「まつりと」

2024-02-15 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 「キヤノンギャラリー50周年企画展」の第6弾だそうだ。写真ギャラリーは不景気で閉鎖されたところも多い。一時は「写真離れ」も聞かれたが、近年ではデジタル一眼レフなどの充実で、スナップ写真でない撮影をする人も増えているとも聞く。メーカーは大変だろうが、ギャラリーは維持して欲しいものだ。

 本展はキヤノン(マーケティングジャパン:CMJ)が支援している、日本各地の祭りの紹介。秩父夜祭や京都時代祭など著名なものもあるが、多くは地元周辺でしか知られていないようなもの。豪奢な祭具があるわけではないが、100年以上も伝わるお面とか、やはり重みが画面から伝わってくる。沢山の祭りが一堂に紹介されているのを概観すると、共通するテーマやスタイルがあることに気付く。

 会場で流されている動画を一通り観たら、20分弱だった。それでも観足りない。CMJでできることは画像や映像で記録に残すことだけかもしれないが、それを広めることで足を運ぶ人が増えたり、ひょっとしたら保存会に入る人が現れたりするかもしれない。

 オートバイなら、祭りの会場近くでも停めやすいだろう。長距離をツーリングするのでなく、近場の小さな祭りを訪ねに乗って行くのも良いなと思った。

 2024年2月6日 品川・キヤノンギャラリーSにて

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【写真展】日本写真企画 「2023年度フォトコン月例コンテスト 推薦・金賞受賞作品展」

2024-02-15 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 フォトコン入賞作品がずらりと並べられた展示会、統一テーマや部門があるわけではないため、作品のジャンルは多様。こう見ない作品もあるが、自分からは観ようと思わない題材の作品でも、観れば何か感じるもの、思うところがあったりするので悪くない。

 本展は作者と作品名だけでなく選考者のコメントも付けられていたのが良かった。具体的な撮影テクニックもあれば、着眼点もあり。どういう基準で作品が評価されるのか垣間見えた気がした。

 これまでに観た各種フォトコン作品展の中で、最も自分で撮る上で参考になった作品展だった気がする。

 2024年2月6日 品川・キヤノンオープンギャラリー2にて

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