日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2024年2月9日 【ハイク】シリーズ川崎市を歩く・麻生区(その1)

2024-02-20 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 半年ぶりにシリーズ再開。川崎市の各区内ウォーキングコースを歩くシリーズも川崎区・中原区・宮前区と歩いて4区目、今回からは麻生区を歩く。だがマップを下調べすると麻生区はコースが多い。マップ4枚で13コース、1回2コースとして7回。回数を減らすためどこか1回、頑張って3コース歩いてみるか。それにしても6回か、他の区と交互に歩いてみるか。ちなみに麻生区は、小田急線の駅がコースの最寄り駅となることが多い。今日は新百合ヶ丘駅からスタート。天気は良いが、けっこう気温が低い。

【多摩線沿線地区コース1-A/B・鶯と語り合うコース(地図)】約6.2km
 新百合ヶ丘駅の北口を出て、麻生区役所前を抜けてしばらくは住宅街。麻生川沿いの一本道は桜並木、人通りも多く、シェア農園のビニールが目立った。前方の空中を小田急多摩線が横切る(写真上左)。片平から山手に向かうが、頻繁にダンプカーが往き来して警備員も大勢。何事かと思えば中央リニアの非常口だって(写真上右)。道を間違えたこともあり、地図の1-Aのコースと1-Bのコースをミックスして歩いた。麻生川沿いにはカルガモなどいたが、こちらの片平川は完全コンクリ固めで水深も浅く、水鳥も小魚もいない死んだ川だった。山手に登り、栗平駅着。1時間20分ほどの行程だった。

【多摩線沿線地区コース2・森林浴コース(地図は上と同じ】約5.0km
 栗平駅前のコンビニで小休止ののち後半戦スタート。来た方向に別の道を下り、片平川を越えて山手へ。サッカーJリーグの雄・川崎フロンターレのグラウンド、練習をしていたのはどういうメンバーだろうか(写真中)。その先から未舗装の尾根道、都県境だが、道は東京都町田市になるらしい。直ぐ下には住宅街があるのに、気持ち良いハイキング道が続くのは「鎌倉アルプス」に似ているかも。西方面に開け、雪で白くなった丹沢が見えた(写真下左)。尾根から住宅街に降りてゆく部分には積雪、用心してトレッキングシューズを履いてきて正解だった(写真下右)。ゴールの黒川駅周辺は開発途上地域、かつては無人駅だったそうだ。1時間10分ほどでゴール、このコースはとても良かった。やはり少しは自然の中を歩きたいものだ。

本日の歩行距離:約11.2km
通算の歩行距離:約96.2km

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【本】伊東 潤著 「男たちの船出」(光文社)

2024-02-20 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 昨年9月に行った香川・塩飽諸島の牛島と佐渡を舞台とした船大工たちの物語。牛島だったかどこだったか、どこかの船の待合所で本書紹介のポスターが貼られており、帰宅したら読もうと思っていたのをようやく読んだ。

 海流が速く海峡が狭い瀬戸内では五百石積の弁財船造りがせいぜいだった時代に、本州を廻る回船用に千石船を造って欲しいと言う豪商。無理だと言うベテラン親方と、船大工なら新しいもの大きいものに挑戦してみたいと言う息子たち。挑戦が決定したものの、上手くゆくのか?親方は次世代に禅譲し、ひっそり消えてゆくしかないのか?

 経験と意欲のぶつかり合い、商人の思惑など、幾つかもの筋が絡み合いながら展開してゆく物語は決して楽しいこと良いことばかりでなく、苦難困難の連続。ラストシーンは感動的だが、割かれているページは短い。結果はどうでも、とまでは言わないが、男たちの挑戦の過程こそが主題だと強く伝わってきた。

 それにしても自分が訪ねた時の牛島は、島には他に一人もいないんじゃないかと思うくらい静かだった。読んで物語の時代の賑やかな情景を思い浮かべようとしても、全く想像がつかない。

 2024年2月8日 自宅にて読了

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