真鶴半島を歩いた後、一駅乗ってまた下車してラーメンを食べてゆく。ここは有名な(一杯2,000円近くする…)飯田商店があり、町内にそのサブブランドもある。行くのはもちろん後者、ラーメン好きでも2,000円出すのは躊躇う。
ちょうど昼時で行列、暖かい店内で待つことができたのは助かったが着席しても忙しいスタッフに放置された。手を上げても声を掛けても一心不乱に厨房と客席を往復するスタッフは気付かない。周囲の客が振り返るくらいの声を出してようやく気付いて貰えたが、厨房出入口の真横に座っている客の様子に気付かないとは。
注文はベーシックな中華そば、極限まで油を除去したという触れ込みだけあって、実に澄んだスープ。けっこう強く煮干が香るが、後はひかない。醤油もマイルドで、酸味は感じない。ストレートの麺は柔らか目、つるつる啜り込めるが個人的にはもう少ししっかりした麺が好み。
サブブランドとは言え一杯4ケタ円、接客がもう少しまともなら納得のお値段なのに、残念だった。写真下は、ユニークなディスプレイ中の湯河原駅のキロポスト。キロポストとは、その路線の起点からの距離(km)。湯河原は東海道線であり、東京駅からの距離と言うことになる。東京駅ホーム中ほどには、起点を示す「ゼロキロポスト」がある。